来春朝ドラ「半分、青い」胎児からスタート!脚本・北川悦吏子氏「離れ業」

[ 2017年8月22日 13:25 ]

NHK連続テレビ小説「半分、青い。」出演者発表会見に出席した(前列左から)滝藤賢一、松雪泰子、永野芽郁、佐藤健、原田知世、谷原章介(後列左から)風吹ジュン、中村雅俊、余貴美子
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 NHKは22日、女優の永野芽郁(17)がヒロイン・楡野鈴愛(にれの・すずめ)を演じるNHK連続テレビ小説「半分、青い。」(来年4月2日スタート、月〜土曜前8・00)の岐阜・故郷編の出演者11人を発表した。脚本の北川悦吏子氏(55)によると、第1週のサブタイトルは「生まれたい」。北川氏は「ヒロイン、胎児から始まる、という離れ業をやってのけました。お腹の中からのスタートとなります。書くは易し、具現化するのは難し。ドキドキしております」とコメントした。

 子役以前から始まる、斬新な幕開け。北川氏の筆に期待が高まる。

 鈴愛の母・楡野晴(にれの・はる)に松雪泰子(44)、鈴愛の父・楡野宇太郎(にれの・うたろう)に滝藤賢一(40)、祖父・楡野仙吉(にれの・せんきち)に中村雅俊(66)、祖母・楡野廉子(にれの・れんこ)に風吹ジュン(65)、弟・楡野草太(にれの・そうた)に上村海成(20)。

 ヒロインの幼なじみ・萩尾律(はぎお・りつ)に佐藤健(28)、その母・萩尾和子(はぎお・わこ)に原田知世(49)、その父・萩尾弥一(はぎお・やいち)に谷原章介(45)。町医者・岡田貴美香(おかだ・きみか)に余貴美子(61)、ヒロインの同級生・西園寺龍之介(さいおんじ・りゅうのすけ)に矢本悠馬(26)、ヒロインの同級生・木田原菜生(きだはら・なお)に奈緒(22)。

 追加キャストについて、北川は「思い描いた世界が、そのままドラマになりそうな、いえ、もっとステキに世界が膨らみそうな方々に、出ていただけることになりました。ありがとうございます」と感謝。「再びお会いできる方、初めましての方、かつてテレビで見て憧れていた方、よろしくお願いします」とした。

 「第一週のサブタイトルは、『生まれたい』です。ヒロイン、胎児から始まる、という離れ業をやってのけました。お腹の中からのスタートとなります。書くは易し、具現化するのは難し。ドキドキしております。キャストの方々。難しいバトンを渡しましたが、どうぞ、鮮やかに走りきってください!たとえ、コーナーでこけそうになっても、笑って軽やかに、バランスを取っていただいて。楽しみにしています。そして一緒に完走しましょう!こちらも、がんばります」と出演者とのタッグに決意を示した。

 現在放送中の「ひよっこ」、次回作「わろてんか」に続く朝ドラ通算98作目。

 脚本はフジテレビ「ロングバケーション」TBS「ビューティフルライフ」などの大ヒット作を生み“ラブストーリーの神様”と呼ばれるヒットメーカー・北川氏によるオリジナル作品。高度成長期の終わりから現代までを舞台に、岐阜県に生まれ、病気で左耳を失聴したヒロインが上京後の挫折、離婚などを経験しながらも明るく生き抜く姿を描く。障がいのあるヒロインは朝ドラ史上初。

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2017年8月22日のニュース