松たか子 次期朝ドラ「わろてんか」主題歌 作詞作曲も「私なりの応援歌」

[ 2017年8月17日 15:05 ]

 女優で歌手の松たか子(40)がNHKの次期連続テレビ小説「わろてんか」(10月2日スタート、月〜土曜前8・00)の主題歌「明日はどこから」を歌うことが17日、同局から発表された。ドラマのためのオリジナルソングで、作詞・作曲も松が担当。NHKドラマへの楽曲提供は初となる。

 松は「『わろてんか』の主題歌を担当させていただくこと、とてもうれしく思っております」と喜び。「長丁場の撮影に臨む皆さんに寄り添う気持ちで、曲を書きました。ドラマをご覧になる視聴者の方々にも気に入っていただければ幸いです。今日が明日につながっていく、ささやかな私なりの応援歌です」とコメントした。

 ヒロインを務める葵わかな(19)も「笑いや愛がテーマのこのドラマを優しく温かく包んでくれる、そんな曲です。お話がどんなに楽しくても、悲しくても、皆さんの目覚めが良くても、悪くても(笑い)必ず始まりにこの曲が流れて、松さんの優しい声が聞こえて“ああ、『わろてんか』が始まる”“今日が始まる”と思っていただける朝を想像すると、とても素敵で、今から楽しみです!」と歓迎した。

 明治後期に京都の老舗薬種問屋の長女として生まれた藤岡てんが、夫・藤吉と寄席経営を始め、大阪を“笑いの都”に変えていく物語。

 後藤高久チーフプロデューサーは「朝ドラ主題歌は毎朝聴くので、胃もたれしそうな楽曲はダメ。でも半年間151回も聴くので、毎回何か発見がある深〜い歌詞や飽きのこないメロディーが必要。さらに老若男女に好かれる歌い手のキャラまで求められるので、これまで朝ドラ制作者たちが『そんな都合のええ歌があるかい!』と頭を悩ませてきました。しかし、今回は一切の心配も不安もありませんでした。それは、松たか子さんに主題歌をお願いしたから。その柔らかい歌声と優しい世界観に彩られた今回の主題歌は、毎朝聴いて1日中、口ずさみたくなるような、素敵な楽曲に仕上がりました。一緒に歌って笑って、1日を穏やかにお過ごしください」と起用理由を説明し、手応えを示している。

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2017年8月17日のニュース