小柳ルミ子が語る“サッカー愛”、初解説は「癖になりそう」メッシ来日会見に潜入

[ 2017年8月17日 05:30 ]

TBS「有吉ジャポン ゴールデン2時間スペシャル」でメッシの記者会見に潜入する小柳ルミ子(C)TBS
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 芸能界きってのサッカー通として知られる歌手の小柳ルミ子(65)。7月に“解説者デビュー”を果たすなど、本職の歌手・女優業に加えてサッカー分野での活躍も話題となっている。今夜放送のTBS「有吉ジャポン ゴールデン2時間スペシャル『芸能人のリアルなお金事情を勝手に大捜査』」(後7・56)では、その“サッカーマニア”ぶりを特集。同番組のスタジオ収録を終えた小柳に、サッカーに対する思いを聞いた。

 年間2000試合以上を観戦することで知られる小柳。「『2000試合は嘘だ』とおっしゃる方もいますけど、睡眠時間を減らせば見ることができるんです。サッカーを見て、『よし!』と思って寝ると2、3時間の睡眠で仕事にも立ち向かえます」とパワフルに語る。

 サッカーに興味を持ったきっかけは、2002年の日韓W杯で “ベッカムフィーバー”を巻き起こしたイングランド代表のデビッド・ベッカム。「ベッカムは非常に人気があって、プレーもうまかったですよね。当時飼っていた犬の名前をベッカムにしようかと思ったくらいです」と懐かしむ。

 さらに、その数年後。すい星のごとく現れた稀代のプレーヤーとの“出会い”が小柳のサッカー熱を加速させる。17歳でスペインの名門・バルセロナでトップチームデビューを飾ったFWリオネル・メッシだ。

 「17歳で大きな注目を集めていたので『すごい選手なんだろうな』と興味を持ったんです。メッシは子どもの時に病気(成長ホルモンの分泌異常)が見つかって、それを克服して今日に至っています。サッカーを愛して、トッププロを目指して、いろいろな困難を克服して…すごいですよね。それに、私はメッシの人間性が大好きです。世界一のプレーヤーでありながら人間性も最高なんですよ」とメッシの魅力を熱弁する。

 小柳のサッカー通を世の中に浸透させたのが、溢れんばかりの“サッカー愛”をつづった自身のブログ。「サッカーのことを少し書いてみようかと思って書き始めたらこんなに拡散してしまった」と反響の大きさに本人も驚きを隠せない。

 サッカーマニアぶりはテレビ関係者の耳にも届き、7月15日に行われた浦和レッズとドルトムント(ドイツ)の国際親善試合の生中継で副音声のゲスト解説を担当。ついに“解説者デビュー”を果たした。

 “初解説”の味について聞くと「癖になりそうですね」と満面の笑み。だが「初めてだったので勝手が分からず、話さないといけないのに試合に見入ってしまいましたね」と反省も口にし、「もし次回があるなら、客観的に試合を見て自分なりの分析を話すことができればいいなと思っています。プロの解説者の方が言わないようなことを私の切り口で話すことができればいいですね。私と年齢の近い60代や70代の方や、これまでサッカーに興味のなかった方に『サッカーってこういう面白い見方があるんだ』と思っていただくための、手助けが少しでもできればと思っています」と思いを語る。

 今回の「有吉ジャポン」では小柳のサッカーマニアぶりを調査するために密着ロケを敢行。すると偶然にも、ロケ期間中にバルセロナが日本で記者会見を行うことが決まり、メッシも来日するという知らせが飛び込んできた。「小柳さんのサッカー好きを特集しようとしたら、たまたまバルセロナが来日するという話が舞い込んできたんです。奇跡のタイミングでした」と語る番組関係者。急きょ小柳が会見に潜入することが決まった。

 「この密着ロケがなければバルセロナの記者会見に潜入することはできませんでした。番組スタッフのみなさんの愛情、根性のおかげです。本当に感謝しています」と感謝する小柳。潜入取材前日はまったく眠れず、食事ものどを通らなかったと明かす。果たして、小柳は「有吉ジャポン ゴールデン2時間スペシャル『芸能人のリアルなお金事情を勝手に大捜査』」で憧れのメッシに会うことができるのか――。

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