「ひよっこ」第19週平均22・4% 自己最高タイの好数字

[ 2017年8月14日 10:00 ]

NHK連続テレビ小説「ひよっこ」でヒロインを演じる有村架純
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 女優の有村架純(24)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「ひよっこ」(月〜土曜前8・00)の第19週の平均視聴率は22・4%(ビデオリサーチ調べのデータを基に算出、関東地区)だったことが14日、分かった。

 第18週も22・4%で好調を維持した。第94話(7月20日)から21回連続の大台突破。この間、第110話で自己最高を更新している。

 第19週は、東京で記憶喪失になり、行方不明となっていた実(沢村一樹)が奥茨城村に帰郷。「ここでもう一度生き直したい」と再び家族とともに歩み始めた様子が描かれた。これには固唾(かたず)をのんで展開を見守っていた視聴者も「涙が止まらない一週間」などと涙腺崩壊。物語の盛り上がりとともに、好数字を記録した。

 週間平均は第1週=19・4%、第2週=19・2%、第3週=19・3%、第4週=19・1%、第5週=18・2%、第6週=19・6%、第7週=19・8%、第8週=19・3%、第9週=19・1%、第10週=19・2%、第11週=19・6%、第12週=19・8%、第13週=20・6%、第14週=20・4%、第15週=19・9%、第16週=20・5%、第17週=21・1%、第18週=22・4%と推移。

 各日の番組平均は7日=23・3%、8日=23・7%(自己最高)、9日=22・9%、10日=22・1%、11日=22・0%、12日=20・1%。

 第11週からヒロインが働く東京・赤坂の洋食屋「すずふり亭」、アパート「あかね荘」が主舞台になり、ザ・ビートルズ来日を描くなど物語はさらに躍動。視聴率は序盤こそ苦戦したものの、折り返し地点を過ぎ、好調に推移している。

 東京五輪が開催された1964年から始まり、東京に出稼ぎに行ったものの、行方不明になった父を捜すため、集団就職で上京する谷田部みね子(有村)の姿を描く。“金の卵”が自らの殻を破り、成長していく波乱万丈の青春記で、幸せな家族を取り戻す大冒険を繰り広げる。

 朝ドラ通算96作目。脚本は「イグアナの娘」「最後から二番目の恋」などで知られる岡田惠和氏(58)によるオリジナル作品。朝ドラは「ちゅらさん」「おひさま」に続く3作目。演出は黒崎博、田中正の両氏。語りは元女子マラソン五輪代表の増田明美氏(53)。主題歌「若い広場」は桑田佳祐(61)が書き下ろした。9月30日まで全156話。

 第19週は「ただいま。おかえり。」。あかね荘でみね子(有村)と実(沢村)の2人暮らしが始まる。みね子は、“記憶をなくす前の父”がどんな人だったのか、ゆっくり時間をかけて伝える。話を聞いて実は「奥茨城に帰ってみようかな」と言う。田植えの季節というのもあり、奥茨城に帰ってきた実とみね子。久しぶりにそろった家族の前で、実は「ここでもう一度生き直したい」と自分の決意を伝える…という展開だった。

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2017年8月14日のニュース