織田裕二が明かす中井美穂アナ“陰の努力” 世陸キャスター20年の名コンビ

[ 2017年8月2日 14:18 ]

TBS「世界陸上」のメインキャスターを11大会連続で務める織田裕二と中井美穂アナ
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 いよいよ4日に開幕する陸上の世界選手権。TBS「世界陸上ロンドン」(8月4〜13日)のメインキャスターを務める俳優の織田裕二(49)が先月、都内で行われた合同取材会に出席した。

 “世陸中継”といえば織田とフリーアナウンサー中井美穂(52)の名コンビぶりも見どころの一つ。1997年のアテネ大会から11大会連続となり、織田は「他の人とやったことがないので比較できませんが、中井さん以外の人は考えられないです」と全幅の信頼を寄せる。

 「ここ数年、日本代表選手の力は伸びてますが世界の壁はまだまだ厚い。キャスターを務める以上、メダル候補選手の情報収集を(優先的に)しなければいけません。海外アスリートについて勉強することが多く、それだけで手一杯になってしまうときがあります。日本選手の細かな情報を拾いきれないこともありますが、中井さんはプライベートの時間を使って取材に行かれる。日本選手権に行ったり、ほかの大会に行ったりされて、僕が知らない選手の情報をリストに書き込み、本番に備えてくれている。放送内では紹介しきれない情報になってしまうこともありますが、仕事に対する姿勢が素晴らしいです」と中井アナの“陰の努力”を明かした。

 取材を通じてアスリートと真摯に向き合い、知り得た情報は深い。選手紹介する時間が限りなく少ない場面でも、中井アナの一言には大切なエッセンスが詰まっている。「優勝争いができなくても世界陸上に参加する日本代表がいて、その選手を心から応援している人たちがたくさんいる。中井さんの一言があると、見ている人たちも嬉しくなりますよね」と織田は視聴者の思いを代弁した。

 現場の熱気、臨場感を伝えたい気持ちがほとばしるスポーツ中継。「僕は非常に話が脱線しやすい男ですので(笑い)隣りにいると頼りになるお姉さんです。たまに“そこで止めないで、もっと喋らせて!”と思う時はありますけどね」と冗談を交えつつ“コンビプレー”の良さをアピールする。今大会も2人の進行に注目だ。

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