「な〜む〜」お仏壇CM少女の今 怒鳴られ…過酷現場でも常に笑顔のワケ

[ 2017年7月22日 11:40 ]

 お仏壇のCMで人気を集めた松井たばささん(27)が21日放送のTBS系「爆報!THEフライデー」(金曜後7・00)にVTR出演。看護助手としてハードな毎日を送る様子が紹介された。

 松井さんは95年、「おててのシワとシワを合わせてしあわせ な〜む〜」のフレーズでおなじみの「お仏壇のはせがわ」のCMでデビュー。5歳から7年間「しあわせ少女」を務めた。愛くるしい表情で一躍お茶の間の人気者になったが、12歳で引退。その際には、東京・銀座でパレードが行われたほどだった。

 現在、福岡県内で夫と2人の子どもと生活。今年5月からは認知症や心の病を治療する保養院で看護助手として働き始め、重い精神疾患を抱えた人が入る精神科閉鎖病棟を担当している。

 誤嚥(ごえん)に注意を払いながらの食事サポート、1日30床のシーツ交換や入浴介助。患者の精神状態によって、怒鳴られることもあるなど、仕事の内容はハードそのものだという。

 そんな過酷な現場ながら、笑顔の絶えることがない松井さん。そもそも看護助手を仕事に選んだ背景には、かつてのCM出演があるという。お仏壇だけに高齢者のファンが多かったため、その恩返しのつもりで現在の仕事を選択、現在も常に笑顔で「しあわせ」をふりまいている。

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2017年7月22日のニュース