「金ロー」6年半ぶり独自吹替版!仲間&山本で「ジュラシック・ワールド」

[ 2017年7月21日 11:00 ]

「金曜ロードSHOW!」が6年半ぶりに番組オリジナルの吹き替え版を制作する米映画「ジュラシック・ワールド」で、主演2人の吹き替えを担当する仲間由紀恵と山本耕史(C)日本テレビ
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 日本テレビ「金曜ロードSHOW!」(金曜後9・00)が6年半ぶりに番組オリジナルの吹き替え版を制作する米映画「ジュラシック・ワールド」(8月4日放送)で、女優の仲間由紀恵(37)と俳優の山本耕史(40)が主演2人の吹き替えを務めることが21日、分かった。

 SFアドベンチャーの人気シリーズ第4作「ジュラシック・ワールド」(監督コリン・トレボロウ)は2015年8月に日本公開。同年1位となる興行収入95・3億円を記録し、大ヒットとなった。玉木宏(37)木村佳乃(41)らが日本語吹き替え版の声優を務めたが、今回、これとは異なる吹き替え版を制作。番組独自の吹き替え版はオールキャスト劇団四季による「オペラ座の怪人」(10年12月10日)以来、約6年半ぶり。地上波初放送となる大作だけに、劇場吹き替え版とは違うおもしろさを出し、テレビ版視聴につなげる。

 仲間は米女優ブライス・ダラス・ハワード(36)演じるジュラシック・ワールドのオペレーションマネージャー・クレア役、山本は米俳優クリス・プラット(38)演じる恐竜行動学のエキスパート・オーウェン役の声を担当。

 仲間は「これまでのシリーズも大好きでしたが、今回の『ジュラシック・ワールド』はさらにスケールアップしていて、ドキドキとワクワクが止まらず、自分も映画の中に入り込んで体験しているような気持ちになりました。アフレコのお話を頂いた時は、すごくうれしかったです」と喜び。「自分の声だけでいろんな表現をするということが、私の中では不安もありましたけど、楽しみな挑戦でもありました」と洋画アフレコに初挑戦した。「恐竜映画として迫力があり、おもしろいのはもちろんですが、人間ドラマとしても素晴らしい作品になっていますので、ぜひご覧ください」とアピールしている。

 山本も「声をあてるという作業は、俳優さんと声を出す人が違うので、自分の感覚でやるのとはまた違って、とっても勉強にもなるし、おもしろいなと思いながらやらせてもらいました」と貴重な経験になった様子。「本当にいろんな世代の人が息つく間もなくストーリーに飲み込まれてゆく、その世界の中にどっぷり入りこんでいくような作品です。男の子は特にドキドキ、ワクワクするだけでもとっても楽しめると思います。皆さんにとって、この夏一番の映画体験になるはずです。ぜひご家族そろってお楽しみください」と呼び掛けた。

 ジュラシック・ワールドの技術を利用しようと企むホスキンス役に玄田哲章(69)、巨額の富を持つジュラシック・ワールドの後援者マスラニ役に江原正士(64)、「ジュラシック・パーク」から引き続いて登場する遺伝学者ウー役に堀内賢雄(59)ら、共演は実力派声優陣が顔を揃えた。 

 “金ロー”は「2週連続 ジュラシック祭り」を開催。7月28日にスティーヴン・スピルバーグ監督(70)がメガホンを執った伝説の超大作「ジュラシック・パーク」(1993年7月日本公開)、8月4日に「ジュラシック・ワールド」を放送する。

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2017年7月21日のニュース