七代目笑福亭松喬襲名披露公演 全国14カ所で開催

[ 2017年7月20日 18:26 ]

「三喬改め 七代目笑福亭松喬襲名披露公演」をPRする笑福亭三喬
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 「三喬改め 七代目笑福亭松喬襲名披露公演」の制作発表会見が20日、大阪・ミナミの「道頓堀角座」で開かれた。公演は開場20周年を迎えた「大阪松竹座」(10月8日)を皮切りに、北海道から鹿児島まで全国14カ所で開催。笑福亭三喬(56)は「10月8日は“初天神”“三十石”をやりたいと考えてます」と話した。

 昨年8月、13年に62歳の若さで亡くなった師匠の六代目笑福亭松喬(本名・高田敏伸)さんの大名跡を継ぐことを表明。各師匠や先輩にあいさつ回りしたそうだ。笑福亭仁鶴(80)からは「自分の歩幅で歩けばいい」という言葉をもらったそうだ。仁鶴は襲名公演での口上には不参加の予定。「体調が戻られれば、口上で(高座に)上がっていただきたい」と三喬は説明した。師匠の先代松喬については「追いつけない」と話し「自分の色を出したい」と決意を固めている。また、得意の“泥棒ネタ”については「(泥棒)らしく見える顔が武器。これからも嫌みのない泥棒を演じたい」とスタイルを変えるつもりはない。

 全国各地で開催される襲名公演には桂文枝(74)、笑福亭鶴瓶(65)、桂ざこば(69)、桂福団治(76)、桂南光(65)、桂文珍(68)、桂米団治(58)らが出演。さらに東京から桂歌丸(80)、笑福亭鶴光(69)、春風亭小朝(62)ら蒼々たるメンバーが応援に駆けつける。

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2017年7月20日のニュース