毒蝮三太夫 親友・砂川さん悼む“闘いから解放されてよかったな”

[ 2017年7月19日 05:35 ]

砂川啓介さん死去

親友の砂川啓介さんとの思い出を語る毒蝮三太夫
Photo By スポニチ

 砂川さんの親友で通夜に参列したタレントの毒蝮三太夫(81)が18日、スポニチ本紙などの取材に応じ「身寄りがペコ(大山)以外にいない中で介護に闘病にずっと1人で苦しんできた。通夜で物言わぬ啓介の姿を見て“闘いから解放されてよかったな”と言った」としのんだ。

 介護と闘病で疲れ切っていた砂川さんに「1人でやってたら倒れる。他人に助けてもらわないとダメだ」と勧め、自身が出演するラジオ番組に招き、砂川さんが大山の認知症を公表した。「啓介は“楽になった”と言っていたけど、もっと早く発表すればよかった。(亡くなったのは)介護疲労もあっただろうに」と悔やむように声を振り絞った。

 最後に会ったのは7日。病院に見舞いに訪れ「呼吸器をしていて話すこともできなかった。とても痩せていた」と振り返った。

 「あいつ年下なのに俺のこと(本名の)伊ピ(いよし)って呼ぶんだ。ダンディーな男だった」と悼んだ。認知症の配偶者を残して旅立つことに関して「高齢化社会の縮図。誰も人ごとと思ってはいけない」と話した。

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2017年7月19日のニュース