松雪泰子「彼は天才」11歳“息子”絶賛も…素直な「怖い」に苦笑い

[ 2017年7月18日 13:01 ]

ドラマ「小さな橋で」の会見に出席した松雪泰子と田中奏生
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 女優の松雪泰子(44)が18日、BS放送・時代劇専門チャンネルの主演ドラマ「小さな橋で」(BSスカパー!で9月18日放送)の都内で行われた会見に、共演の江口洋介(49)、藤野涼子(17)らとともに出席した。

 藤沢周平の「新ドラマシリーズ第2弾」として、短編集「橋ものがたり」から3編をドラマ化する第1作。杉田成道監督(73)が、「市井ものではあるが、通常とは頃合いが違って現代の方にストレートに入れるものがたくさん構成されている全くのホームドラマ。時代劇版の“北の国から”を目指している」と、自身の代表作になぞらえる意欲作だ。

 松雪は、家を飛び出した夫の代わりに飲み屋を切り盛りし、2人の子供を育てるおまき役。「リハーサルを入念にやらせてもらい、その時間が素晴らしい財産になった。こうしようかなと思って臨んだことがことごとく破壊されたけれど、感情を1ミリも漏らさない演出はやりがいがあった」と満足げに振り返った。

 特に息子役の田中奏生(11)に対しては、「彼は天才。感覚が鋭くて、瞬時に役の感情に入って表現される。ダメな母親役なので苦しい思いをかけていくことも多かったけれど、遠慮なくぶつけるほどダイレクトに返してくれた」と絶賛。だが、田中は「実際にお母さんがおまきだったらイヤだなと思った」と素直な感想。これには松雪も、「現場でも怖いって言っていたもんね」と苦笑しながら納得していた。

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2017年7月18日のニュース