渡辺謙 離婚否定も修復いばらの道、果歩待つ自宅へ一度も戻れず

[ 2017年7月16日 05:45 ]

昨年8月には朗読劇で夫婦共演していた渡辺謙(右)と南果歩
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 不倫報道から3カ月半を要したが、会見を開いたことで「一つの区切り」をつけた渡辺謙(57)。南果歩(53)との結婚生活を「続けていければ」と希望したが、会見終盤に報道陣から「愛していますか?」と問われると「僕が今、言える立場ではないので。本当に、これからどういう形であっても支えていきたい」とコメント。離婚については「そういう話は出ていません」と否定したものの、南の決断次第では“別れ”を選択することに含みを残した。

 実際、今後の結婚生活では“いばらの道”が待っている。会見で「自宅には戻ったのか?」と聞かれて「すぐには戻れないですよ」と答えた通り、この3カ月半の間、ホテルや長野・軽井沢の別荘などに滞在。都内の自宅には一度も戻っていない。この日も長野から新幹線で駆け付けた。

 自宅では南の母親や姉と同居しており、知人の一人は「謙さんも100%自分が悪いと分かっているだけに戻りづらいんでしょうね」と胸中を推し量る。会見後に渡米した渡辺は、9月に帰国する予定。自らが招いた事態とはいえ、自宅に戻れば肩身の狭い生活を送ることになる。

 夫婦関係の修復も簡単な話ではない。芸能人同士の夫婦に不倫が発覚した後、会見などで「離婚はしない」と明言しながら破局を迎えてしまうケースは少なからずあった。互いに仕事が多忙で、夫婦仲を改善できないまま、すれ違いの生活を続けることが多いためとみられる。

 特に海外での仕事が多い渡辺と売れっ子女優の南が、夫婦だけの時間を確保するのは至難の業。渡辺が会見で「(修復に)時間をかける」と繰り返した通り、ゆっくりとコミュニケーションを取りながら夫婦関係を見つめ直していくしかない。

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2017年7月16日のニュース