礼真琴 3度目の主演作開幕!3度のカーテンコール 熱演に客席からはすすり泣きも

[ 2017年7月15日 18:37 ]

3度目の主演作「阿弖流為」で躍動する宝塚歌劇団星組男役スター・礼真琴 
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 宝塚歌劇団星組の男役スター・礼真琴(れい・まこと)の3度目の主演作「阿弖流為―ATERUI」が15日、大阪・梅田のシアター・ドラマシティで開幕した。

 同作は高橋克彦氏の大ヒット小説「火怨」をもとに8世紀、東北の蝦夷征伐に乗り出した大和朝廷と、故郷を守るため立ち上がった青年を描く力作。ダイナミックな立ち回りと、映像を駆使したスピーディーな展開、後半にかけては敵味方とも友情をはぐくむ物語に、超満員の客席からはすすり泣く声がもれた。

 初日からスタンディングオベーションのカーテンコールが3回も続き、礼は「原作を何度も読み、何度も涙を流しました。阿弖流為の本当に格好いい男の生きざま、この役をできる幸せをかみしめながら…。あ、まだ初日でした」などと笑いを交えあいさつ。激しい立ち回りにも「いっぱい食べていっぱい筋肉つけて男らしく頑張りたい」と、さらなる熱演を誓った。公演は23日まで。東京公演は日本青年館ホールで31日〜8月6日。

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2017年7月15日のニュース