藤井四段 王将戦1次予選7組決勝VS若手の筆頭格・菅井七段

[ 2017年7月14日 05:30 ]

藤井聡太四段
Photo By スポニチ

 将棋の最年少棋士、藤井聡太四段(14)が王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)の1次予選7組決勝で対戦する相手が、菅井竜也七段(25)に決まった。13日の準決勝で菅井が山崎隆之八段(36)に勝ち、決勝に進出した。対局日は未定。

 菅井は居飛車、振り飛車とも指しこなす、若手強豪の筆頭格。通算勝率7割以上を誇り、順位戦では藤井がこれまで公式戦で対戦した相手の中で最上位のB級1組に在籍する。現在進行中の王位戦7番勝負でタイトル戦初出場を果たし、羽生善治3冠(46)を相手に5、6日の第1局で先勝。藤井にとってかなり手ごわい相手となる。

 王将戦の予選はトーナメント方式の1次、2次予選と、シード棋士を含めた7人による挑戦者決定リーグ戦があり、その勝者が1〜3月の7番勝負で久保利明王将(41)に挑戦する。現在中学3年の藤井にとって、棋王戦とともに在学中に獲得できる可能性が残るタイトルの一つ。

続きを表示

2017年7月14日のニュース