ジブリ「思い出のマーニー」14日本編ノーカット放送 米林監督「思い入れ深い作品」

[ 2017年7月14日 17:56 ]

ジブリ作品「思い出のマーニー」のワンシーン(C)2014 Studio Ghibli
Photo By 提供写真

 日本テレビは14日、「金曜ロードSHOW!」(金曜後9・00)で、米林宏昌監督(43)の最新作「メアリと魔女の花」の公開(8日)に合わせて、同監督が手掛けたスタジオジブリの名作アニメ映画「思い出のマーニー」(2014年公開)を本編ノーカット放送する。

 「思い出のマーニー」は北海道を舞台にしたファンタジー映画。自分はひとりぼっちだと心を閉ざしていた少女・杏奈が、喘息の静養のために訪れた村で不思議な少女・マーニーに出会う物語で、米林監督にとっては「借りぐらしのアリエッティ」(2010年)以来、4年ぶりの監督作品だった。

 米林監督は放送にあたって「『思い出のマーニー』の制作中にスタジオジブリ制作部の解散が伝えられました。ジブリで学んだ全てを込めようとするスタッフたちの意気込みはすごかったです。この作品は静かですが、とても情熱的。僕も思い入れの深い作品です」と回顧。

 「メアリと魔女の花」「思い出のマーニー」の両作品で声優を務めた杉咲花(19)については「作中で東京から来た少女『彩香(さやか)』役で出演した杉咲花さんは、『メアリと魔女の花』で主役のメアリを演じてくださいました。彼女の個性ある声は不思議と観た人の心をつかみます」と魅力を語った。

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2017年7月14日のニュース