YOSHIKI 手術後初ステージでピアノ演奏 ドラムは「年内には」

[ 2017年7月11日 23:19 ]

大阪でツアー初日を迎えたX JAPANのYOSHIKI(右)とTOSHI
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 「X JAPAN」が11日、大阪城ホール(大阪市中央区)で世界ツアーの国内公演初日を迎えた。5月の頸椎人工椎間板置換手術後初ライブのYOSHIKIは黒の革製サポーターを首に巻き、鎮痛薬を服用。ドラムは叩かずピアノのみながら約3時間の熱演を披露し、「近いうちにドラムを叩けるようになり、皆にXジャンプしてもらいたい。必ず元気になって戻ってくるからな!」と誓った。

 アコースティック形式に変更された今公演では「いつもみたいに叫んだりぶっ壊したりできないけど違った感動を与えたい」と力を込め、「KURENAI」など20曲を披露。「公演をやれるかどうかずっと悩んだ。不安だらけだったけど、皆の温かい愛情を感じてできた」と感謝した。

 公演前の会見では、5月16日の術後経過を説明。今も神経にダメージが残り左腕がしびれて何を触っても痛い状態で、鍵盤に触れるピアノ演奏も「地獄ですよ」と吐露した。だが術後6週間ごろから「急によくなってきた」といい、ドラムを「年内には復活したい」と意欲。医師と相談し、「2〜3カ月でドラムは触ろうと思う。昔のように叩けるか分からないが、近づけたい」と構想を語った。

 12日も同所で公演。国内ツアーは17日まで全6公演行われ、9万人を動員予定。

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