“武井ママ”に男優メロメロ 初の悪女役「気持ちいい」 

[ 2017年7月11日 05:30 ]

江口洋介(右)、伊東四朗(中)にオリジナルカクテルを作り笑顔をみせる武井咲
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 女優の武井咲(23)が10日、主演するテレビ朝日のドラマ「黒革の手帖」(20日スタート、木曜後9・00)の制作発表を都内で行った。

 松本清張氏の小説が原作で、銀行から横領した1億8000万円を元手に、派遣社員から銀座の高級クラブのママへとのし上がる原口元子役。悪女役は初挑戦で「こんなに気持ちのいい役は初めて。“できるの?”と試されているような気がするので、元子のようにそれを打ちのめしたい」と気合十分だ。

 これまで所属事務所先輩の米倉涼子(41)らが演じた役で、23歳で演じるのは歴代最年少。撮影前には銀座のクラブを訪れ「本物のママに所作やお店を持つときの心情、覚悟などをうかがって参考にしています」と笑顔で話した。

 会見は撮影で使うクラブのセットで行われ、白い着物姿で登壇。共演の江口洋介(49)らに特製カクテルを振る舞うと、江口は「着物姿の迫力が違う。女優としての魂が燃えて役とシンクロしている」と絶賛。銀座のクラブで遊び慣れている奥田瑛二(67)は「ここは銀座かと思うくらいテンションが上がる。歩き方も板についていて居住まいがいい。公私混同してはいかんと自分を戒めています」と“武井ママ”にメロメロの様子。元宝塚トップスターの真矢ミキ(53)も「咲ちゃんのいる店なら、また男装して行きたい」と笑わせた。

 武井は大先輩たちから太鼓判を押され「調子に乗らせていただきながら頑張ります。元子のように腹をくくって取り組みます」とママの貫禄を見せた。

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2017年7月11日のニュース