福士蒼汰、髪オレンジに染めた　「ＢＬＥＡＣＨ」ビジュアル入手

福士蒼汰が主演する映画「ＢＬＥＡＣＨ」の実写初ビジュアル
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　俳優・福士蒼汰（２４）が主演を務め、来年夏公開の映画「ＢＬＥＡＣＨ」のビジュアル写真をスポニチ本紙が入手した。オレンジの髪の色で、斬魄刀（ざんぱくとう）と呼ばれる巨大な刀を持って物憂げにたたずむ福士。原作マンガの主人公、黒崎一護のイメージにかなり忠実で、ＢＬＥＡＣＨファンの期待が高まりそうだ。

　０１年に「週刊少年ジャンプ」で連載がスタートした「ＢＬＥＡＣＨ」。“ホロウ”と呼ばれる悪霊を、死神の力を得た主人公が次々と倒していく作品は全７４巻。累計部数は９０００万部を超える。

　世界中で愛されている作品だけに、福士も覚悟を決めて役作りに臨んだ。特にこだわったのは髪色。「一護の特徴だし、絶対外せないポイントでした」。福士は髪が傷むのもいとわず、何度も“ブリーチ”（髪の色素を抜くこと）して、鮮やかなオレンジ色を髪の毛に染みこませた。

　それ以上に過酷だったのがアクション。「どでかい刀なので、日々振り回して慣れることを考えました。この刀での攻防は予想以上に大変でした」。ジークンドーなどの格闘技に親しむ福士でも苦労した様子だ。

　クランクインは昨年９月末で、すでに撮影は終了。しかし、いまだに共演者も発表されておらず、邦画では珍しく極秘に進んでいる大型プロジェクトだ。そんな重圧をものともせず、メガホンをとる佐藤信介監督（４６）は「初めて衣装を着た福士さんを見たとき、“一護が現れた”と思った。いけると直感しています」と手応えを感じている。