藤井四段 仕切り直しの一戦、順位戦C級2組で中田七段戦

[ 2017年7月6日 05:30 ]

藤井聡太四段
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 将棋の最年少プロ、藤井聡太四段(14)は6日、大阪市福島区の関西将棋会館で中田功七段(49)と順位戦C級2組2回戦の対局に臨む。午前10時開始で持ち時間は各6時間と長く、深夜の決着が予想される。

 デビューから無敗で公式戦29連勝の新記録を樹立した藤井は、2日の竜王戦決勝トーナメント2回戦で佐々木勇気五段(22)に初黒星を喫した。「気持ちを入れ替えて指していきたい」と語った藤井にとって、仕切り直しの一戦になる。

 順位戦は名人戦への登竜門。今期のC級2組は50人のリーグ戦形式で年間10局を戦い、上位3人がC級1組に昇級。以降B級2組、B級1組、A級と上がり、A級の最上位者になると名人への挑戦権を得る。藤井は最速で19歳の2022年に名人挑戦が可能となる。

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2017年7月6日のニュース