土屋太鳳 初挑戦の舞台で海外デビュー「畏れを感じています」

[ 2017年6月23日 05:30 ]

舞台「プルートゥ PLUTO」で舞台に初挑戦する土屋太鳳
Photo By 提供写真

 女優の土屋太鳳(22)が、人気漫画が原作の「プルートゥ PLUTO」で舞台に初挑戦する。

 漫画家の浦沢直樹氏とストーリー共同制作者の長崎尚志氏が、手塚治虫氏の「鉄腕アトム」の一編「地上最大のロボット」をリメークし、単行本は850万部を売り上げるヒット作。人間とロボットが共存する世界で、最強のロボットが次々と破壊される事件が起こり、アトムと高性能刑事ロボットのゲジヒトが謎を追う物語だ。

 2015年に初めて舞台化され、主演のアトム役は前回に続き森山未來(32)。土屋はアトムの妹で不思議な能力を持つウランと、ゲジヒトの妻ヘレナの2役を演じる。

 ダンスや音楽、映像など演劇の枠を超え多彩な表現方法を用いる作品。土屋は幼少期から日本舞踊やクラシックバレエ、ダンスを習い、在学中の日本女子体育大学で舞踊学を専攻。抜群の身体能力と表現力で評価が高い。

 秋以降に稽古が始まり、来年1月に東京・渋谷のBunkamuraシアターコクーンで上演。同2月には英国、オランダ、ベルギーでヨーロッパツアーが予定され、初出演舞台でいきなり“海外デビュー”も果たす。

 芸能界入りした12年前から「“舞台”という場所に憧れ続けてきた」といい「今、畏れを強く感じています。この畏れを表現者の方々や時間との出合いによって作品にふさわしい何かに変え、舞台の上で、ウランとヘレナとして生きたい」と意欲。森山は土屋と初共演で「アトムとウランの(ダンスの)デュオができたりしたら面白い」と期待している。

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