綾野剛主演「コウノドリ」2年ぶり復活 星野源ら前作キャスト再集結

[ 2017年6月22日 15:29 ]

10月から新シリーズが放送されるTBS系連続ドラマ「コウノドリ」(C)TBS
Photo By 提供写真

 俳優の綾野剛(35)主演のTBS系連続ドラマ「コウノドリ」(金曜後10・00)の新シリーズが10月から放送される。2015年10月期に放送され、復活は2年ぶり。松岡茉優(22)、吉田羊(年齢非公表)、坂口健太郎(25)、星野源(36)、大森南朋(45)ら前作キャストも引き続き出演する。

 「モーニング」(講談社)で連載されている鈴ノ木ユウ氏による同名人気漫画が原作。「出産」に携わる医療従事者と患者のヒューマンドラマで、新シリーズでは「生まれること、そして生きること」をテーマに前作の2年後が描かれる。

 綾野が演じるのは冷静な判断力と患者に寄り添う温かさを持ち合わせた産婦人科医の鴻鳥(こうのとり)サクラ。鴻鳥は情熱的で謎多き天才ピアニスト「BABY」という全く別の顔も持っているという難しい役どころだが、前作での好演が視聴者の間で話題になっていた。

 2年ぶりの復活にも、綾野は「前作が終わって3〜4カ月経った頃にはお話を頂き、1年以上前から決まっていたので、ずっと僕の中で『コウノドリ』は生き続けたまま今まで来ています」と準備万端。「また“命”に関わる作品に、それを超えていろんな方々と関われる作品に、そしてまた『コウノドリ』という作品が愛されたのだと思うと感謝しかありません」と感慨を深くしている。

 前作に引き続き、松岡は産婦人科医・下屋加江役、吉田は助産師長・小松留美子役、坂口は新生児科の医師・白川領役、星野源はサクラと同期の産婦人科医・四宮春樹役、大森は新生児科の部長・今橋貴之役をそれぞれ担当。ドラマの舞台となるペルソナ総合医療センターで働くオリジナルメンバーが再結集した。懐かしい顔ぶれに綾野は「素直にうれしいです」と喜び。「みんな主役と言っても過言ではない方々が集まるわけですから、視聴者の方は前作以上の期待をこめてこのドラマを見て下さると思います。まずその期待に応えなくては」と気持ちを引き締めた。

 原作の鈴ノ木氏は「まさかの2回目のドラマ化!こんなにうれしいことはありません!」と感無量。「最初のドラマ化の時、出演者の皆さん、TBSの方たちとお話をさせていただいて、こんなにも熱い人たちならお任せしても大丈夫だと思ったことが懐かしいです。みなさんの演技が凄すぎて泣いてしまった思い出も蘇ります」と思いを巡らせた。

 16年10月期の大ヒットドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」なども手掛けた峠田プロデューサーは「2年を経て、前回より出演者陣も制作陣も様々な面で、パワーアップしていると思います」と自信。「さらに新メンバーも増えます」と期待を込めつつ「これまで作り上げてきた『コウノドリ』の世界観を大切にしながらも、化学反応を引き出し、新たなチャレンジをどんどんしていきたいと思っています」と意気込んでいる。

続きを表示

2017年6月22日のニュース