YOSHIKI、日本ツアーへの熱い思い「今までの集大成に」

[ 2017年6月9日 17:45 ]

「X JAPAN」のYOSHIKI
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 7月に予定していた日本ツアーを決行することを発表した「X JAPAN」のYOSHIKI(年齢非交渉)が9日、発表会見後、滞在先の米ロサンゼルスからニコニコ生放送に電話で生出演。あらためて公演決行を伝えるとともに、ツアーへの意気込みを語った。

 YOSHIKIは5月16日に米ロサンゼルスの病院でけい椎人工椎間板置換の緊急手術を受け、バンドの5月公演をすべてキャンセル。7月の日本ツアー開催については、開催に向けて模索を続けていたが、この日の緊急会見で決行が発表された。YOSHIKIはピアノだけの参加となり、公演はアコースティック形式となる。

 直前の会見に続き、生放送に電話で出演したYOSHIKIは、現在に状況について「手術前よりも痛みがものすごい」と告白。ピアノを使ったリハビリを日々続けているが「ビリビリと体に何万ボルトの電流が走っているような状態で、ピアノに触れない日もまる。できれば触りたくない日もある」と痛みとの壮絶な戦いを続けていることを明かした。

 手術前には「どうしてこんな人生になってしまったのだろう」とふさぎこむことも多かったという。それでも前に進むことを決め、ファンの声援にも感謝した。ドラムは叩けないが、ピアノ演奏だけで臨む日本公演。構想については「手探り状態」としながらも「今までやってきたことの集大成に近い。ドラムは叩けないですが、それ以上の、特殊なコンサートになる。自分にとっては、やるかやらないか、前に進むか引退かというものだった。みなさんに勇気を与えられる結末にしたい」と力強く話した。

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