内山理名 シングルマザー初挑戦に意欲「苦しむ女性の支えになれたら」

[ 2017年6月9日 13:13 ]

映画「single mom 優しい家族。」の製作発表に臨んだ木村祐一と内山理名
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 女優の内山理名(35)が7年ぶりに映画主演する「single mom 優しい家族。」(監督松本和巳、来年公開予定)の製作発表が9日、都内で行われた。

 タイトル通りングルマザーの知られざる苦悩を、元衆院議員の松本監督が取材を重ね脚本を執筆。内山は、「脚本を読んで、年齢的にも同じ女性としても胸が苦しくなった」と素直な心情を吐露した。

 松本監督は「シングルマザーについては上澄みだけが語られ、知られていない部分が多い。この映画で語られるエピソードはほぼ事実で、それを内山さんにすべて背負ってもらう」と説明しつつ期待。内山は「私はシングルマザーではありませんが、想像することはできるし気持ちは分からなくもないと言い切れる。人間くささをいっぱい出していきたい。苦しんでいる女性の支えに少しでもなれたら」と、今月20日のクランクインを見据えた。

 娘役に抜てきされた新人の長谷川葉音(はのん)は、「演技も初めてで緊張しますが、私の母もシングルマザーなのでその気持ちは分かる。精いっぱい演じたい」と笑顔。母娘が交流を持つ発達障害を持つミニカー職人を演じる木村祐一(54)は、「僕にも6カ月の娘がいますが、妻も悩んでいる。旦那がいてもそうやのに、シングルマザーは大変やと思う。すごく深いところを描いていただける作品なので、自分でも楽しみでワクワクしている」と話した。

 撮影は、北海道・ニセコ町の全面協力でオールロケが行われる。

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