上原多香子 初のマッシュルームカット姿「貴族探偵」で月9初出演

[ 2017年6月5日 11:00 ]

「貴族探偵」で“月9”初出演するSPEEDの上原多香子。自身初のマッシュルームカット姿を披露する(C)フジテレビ
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 SPEEDの上原多香子(34)がフジテレビ“月9”に初出演する。嵐の相葉雅紀(34)が主演を務める「貴族探偵」(月曜後9・00)第8話(5日放送)にゲスト出演。キノコの研究者を演じ、自身初のマッシュルームカット姿を披露。個性的なキャラクターたちの中、知性とクールさを体現し、圧倒的な存在感を示す。

 1987年4月からドラマ枠になった“月9”の30周年を飾る作品。原作は、2011年に「隻眼の少女」で日本推理作家協会賞に輝くなど、推理小説の常識を覆す作品を世に送り続けている俊才・麻耶雄嵩氏の「貴族探偵」「貴族探偵対女探偵」。召使いに推理を任せ、自分は事件関係者の女性との会話を楽しみ、遊びに興じるという異色の探偵(相葉)を描く。

 上原が演じるのは、菌類研究者の韮山(にらやま)瞳。武井咲(23)演じる新米探偵・高徳愛香の大学の先輩。学生時代、愛香と一緒にミステリ研究会に所属。今は母校の准教授をしている。

 愛香は瞳に誘われ、久しぶりに母校を訪問。しかし、瞳の研究室のゼミ生が殺害される事件が発生。愛香は重要参考人として警察に連行され、警部補・鼻形雷雨(生瀬勝久)が推理に挑む。また、先週第7話のラストに登場し、貴族探偵の本名かとSNS上が騒然となった「政宗是正」の正体が明らかに。第8話は激動の展開となる。

 上原は“月9”初出演に「個性的で魅力あふれるキャストの皆さんとご一緒できることが楽しみで仕方がなく、撮影中は毎日が新鮮でした。素敵な機会を頂き、本当にうれしかったです」と喜びのコメント。今回の役については「キノコの研究に情熱を注ぐ准教授で、無意識にヘアスタイルまでもキノコっぽくなってしまっている!という」と笑いながら「衣装合わせでウイッグを合わせた時は見慣れない姿に若干、違和感がありましたが、撮影が終了する頃はすっかりなじんでいて、逆に地毛の姿に違和感があるほどでした」と振り返った。

 相葉とはドラマ初共演になり「歌番組などでご一緒することはありましたが、お芝居を通して共演させていただくのは初めてのことで、とても楽しみでした。さわやかで穏やかな方と勝手にイメージしていたのですが、そのイメージのままま優しい方で、同い年ということもあり、お話ししやすかったです」と語った。

 同局の羽鳥健一プロデューサーは「15年に舞台で上原さんのピュアなお芝居を拝見してから、いつかお仕事をご一緒したいと思っていたのですが、遂に果たすことができました。今回、クレバーでありながらも怪しさや妖艶さを垣間見せるお芝居に是非ご期待ください」と話している。

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2017年6月5日のニュース