綾野剛 肉体改造で体脂肪率7%に「役に自分の体を委ねた」

[ 2017年6月3日 12:03 ]

「武曲 MUKOKU」初日舞台あいさつに登場した綾野剛
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 俳優の綾野剛(35)が3日、都内で主演映画「武曲 MUKOKU」(監督熊切和嘉)初日舞台あいさつを行った。

 原作は芥川賞作家・藤沢周氏の「武曲」で剣道を題材にしたアクション作。2カ月間の肉体改造と剣道の特訓を積んだ綾野。自身の役について「救いのない役なので、自分の役に対してかわいそうと思ったのは初めて」と振り返った。体脂肪率7%の体に鍛え上げ「アスリート並み(の体で)現場に入れたので、役に自分の体を委ねました」と役者魂を見せていた。

 映画の内容にちなみ、何かを闘ったエピソードを聞かれると「真面目な話になりますが、自分と向き合うことを止めてしまうと自分は役者としてやっていけないと思った」と吐露。「自分と向き合っていない作品はお客様に届かない」と力説し「改めて今の自分の立ち位置を含めて自分と闘えてるか実感していかなきゃいけないと思ってます」と話した。

 また共演の村上虹郎(20)は「車の教習所で応急救護の芝居をしなきゃいけなかった。俺は一応本業なんで、声出していきました」と話し、会場の笑いを誘っていた。

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2017年6月3日のニュース