TBS武田社長 山口氏の“事件”「事実が明らかになることを期待」退職理由語られず困惑

[ 2017年5月31日 15:50 ]

TBSの武田信二社長(64)が31日、東京・赤坂の同局で定例会見を開き、準強姦(ごうかん)容疑で被害届を出され不起訴処分となり、検察審査会に申し立てをされているジャーナリスト山口敬之氏(51)に言及。TBS在職中に事件があったことについて「事実が明らかになることを期待しています」と語った。

 山口氏を巡っては、酒を飲まされ乱暴されたとして警察に準強姦容疑で被害届を出していたジャーナリストの詩織さん(28)が29日に東京地検の不起訴処分を不服として検察審査会に審査を申し立てた。詩織さんは15年4月に被害を訴え、逮捕状が急に取り下げられたことに「私の知り得ない上からのパワーがあったと思う」と主張した。一方、山口氏は自身のフェイスブックで「法に触れることは一切していません」と反論している。

 武田社長は「当時警察から問い合わせがありました。しかし、詳細は明かされず、本人も詳細は語らず退職したのが実態」と困惑。TBS側は何があったのか聞いたが、説明はされなかったという。

 在職中の山口氏の勤務態度については「特ダネはとってきたということは聞いておりますが、私自身接点はあまりなかった」と語っていた。

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2017年5月31日のニュース