人形劇「プリンプリン物語」３８年ぶりに全話再放送

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　１９７９年から３年間、ＮＨＫ総合で放送されていた人形劇「プリンプリン物語」が７月５日からＢＳプレミアムで再放送されることが２９日、明らかになった。

　「プリンプリン物語」は１９７９年から１９８２年にわたり、３年間全６５６本が放送された人気人形劇。前半部分の多くが保存されていなかったといい、第１話からの再放送は不可能と思われていたが、作品を支えていた人形製作者の友永詔三氏、人形操者の伊東万里子氏、番組制作担当の中谷正尚氏、声優の神谷明（７０）が大切に保管していた録画ビデオテープが存在することがわかり、完全版の再放送が実現することになった。

　１５歳の少女プリンセス・プリンプリンが、仲間たちと一緒に見知らぬ自分の祖国と両親を探して、仲間たちとさまざまな国や世界を旅する物語。当時の子供たちを夢中にさせた本放送スタートから３８年ぶりの再放送が実現する形になる。

　７月は第１回〜第８回までの「アルトコ市編」を放送し、プリンプリンの誕生秘話、そして仲間たちとの旅立ちを描く。毎週水曜午後１１時から３０分間（１５分を２話）の放送（予定）で、初回は第１話と第２話の連続放送となる。

　放送開始の１週間前には９０分のスペシャル番組「復活！プリンプリン物語〜伝説の人形劇“ここがスゴイ！”〜」（ＢＳプレミアム、６月２８日後１０・００）の放送も決定。番組ＭＣにタレントの中山秀征（４９）や同局の武内陶子アナウンサー（５２）を迎え、プリンプリンの声を担当する石川ひとみ（５７）、プリンプリンの仲間・ボンボンの声を担当した神谷らとともに作品の魅力について語る。ゲストとして、タレントの西村知美（４６）、俳優の松尾貴史（５７）、タレントの丸岡いずみ（４５）、でんぱ組．ｉｎｃの夢眠ねむ（年齢非公表）らも出演する。