福士蒼汰が泣いた!成島監督ねぎらいに感激「今の気持ち一生忘れない」

[ 2017年5月27日 13:48 ]

映画「ちょっと今から仕事やめてくる」の初日舞台あいさつで抱き合う福士蒼汰と成島出監督
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 俳優の福士蒼汰(23)が27日、主演映画「ちょっと今から仕事やめてくる」(監督成島出)の初日舞台あいさつを、共演の工藤阿須加(25)らと都内で行い、成島監督からのねぎらいの言葉に涙した。

 舞台あいさつの終盤、司会者から「成島監督からお言葉があります」と台本上は予定されていなかった進行が告げられると、福士と工藤はきょとんとした表情。成島監督の「最初に2人に会った時はちょっときついかなと思い、これ以上ないくらい追い詰めた。つぶれそうになったこともあったと思うが、日々成長し役者としてひと皮むけた。この映画は2人の努力があったからこそで、日本映画を背負って立つ俳優の誕生です。皆さんがその証人になってください。これまでお礼を言えなかったので、ありがとう」という言葉をかみしめるように聞き入った。

 成島監督と抱擁を交わした福士は、「やっぱり…ありがとうと言うのは僕の方です」と言ったきり、こみ上げてくるものを抑えきれない。ファンからの「頑張れ」「大丈夫だよ」の声援を受け、「厳しく指導していただき、大変だとは思ったけれど、やりがいもあって楽しかった。僕を役者として育ててくれたのは成島監督。これから役者人生を歩んでいく中で、今の気持ちは一生忘れない。監督に出会えたのは、大きな財産になりました」と声を絞り出した。

 工藤も、「お話をいただいた時は正直、不安しかなかった」と正直な気持ちを吐露。そして、「自分ではどうしたらいいか分からなくなった時も、常に父親のように側にいてくれた。役者として生きていくことを愛を持って教えてくださった。いつか必ず恩返ししたい」と言葉に力を込めていた。

 舞台あいさつには他に小池栄子(36)、吉田鋼太郎(58)が登壇した。

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