NHK放送総局長 桑田主題歌を評価「『ひよっこ』は幸せだなと」

[ 2017年5月24日 15:51 ]

「ひよっこ」のヒロインを務める女優の有村架純
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 NHKの木田幸紀放送総局長が24日、東京・渋谷の同局で定例総局長会見を行い、女優・有村架純(24)がヒロインを務める連続テレビ小説「ひよっこ」(月〜土曜前8・00)の桑田佳祐(61)提供の主題歌「若い広場」について見解を述べた。

 「ひよっこ」は初回19・5%でスタートし、第6話で初めて20・1%の初の大台超え。これまでは19〜20%前後を推移し、44放送回中、20%の大台を突破したのは5回。木田総局長は「直前のBSプレミアムの視聴率は5〜6%で安定していて、タイムシフトでも6%台で高い。配信でも買われているのが増えてきている」とし、「全体としてはいい結果に結びついている」と結果も評価。「大変面白いドラマであると、高評価はをいただいている。それがスタッフにも励みになっている。『ひよっこ』のメッセージが日本の皆様に幅広く届いていることに自信を持っています」と期待を寄せた。

 5月11日の定例会見で、上田良一会長が「若い広場」を絶賛しつつも、「歌詞が意味不明」などとコメントしたことが話題となった。桑田の主題歌について聞かれた木田総局長は「僕にとってみれば、桑田さんは同じ世代。完成試写のDVDを見た時からありがたい。ちょっとノスタルジックでちょっと温かい。しかし、桑田流のオシャレがある。よくここまで、『ひよっこ』のドラマとしての本質をしっかりとシンボリックに作ってくれた。本当に感心した」と納得の表情。

 「(最初に)どんな歌詞だが、考えたわけではないが」と前置きしたうえで「桑田さん一流のウィットがにあふれていて、この歌が主題歌についている『ひよっこ』は幸せだなと、もと制作者としては思います」と長年ドラマ制作に携わった立場でコメントした。

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2017年5月24日のニュース