クライズラー&カンパニー斉藤恒芳に静岡県文化奨励賞 伊豆市出身

[ 2017年5月24日 05:30 ]

静岡県庁で県文化奨励賞を受けたクライズラー&カンパニーの斉藤恒芳
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 伊豆市出身でクライズラー&カンパニーの斉藤恒芳(52)が23日、県庁を訪れ、県文化奨励賞を受けた。

 葉加瀬太郎(49)らとのユニット活動に加え、幅広いジャンルの作曲や編曲の実績などが顕彰された。川勝平太知事は「クラシックピアノのテクニックが高いだけではなく、作曲でも静岡のベートーベンかモーツァルトか、という人」と紹介し、宝塚歌劇団などへの作品提供を高く評価。宝塚側の「生徒一同」らから祝辞も届いた。

 県内では静岡音楽館AOIの「AOIリコーダー講座」受講生らリコーダー愛好家たちが好んで斉藤作品を演奏している。自身は「過分な賞に恐縮しています」と謙遜し「アマチュアの方が楽しんで演奏するのを聞いていると作曲して良かったと思います」と照れ笑い。04年の受賞者でリコーダー奏者の吉澤実らを迎えて生演奏も披露した。

 浜松市西区の劇団からっかぜ、三島市の書家、池谷天外氏も受賞した。

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