劇団「Patch」10月東京初上陸、中山義紘「ついに来た」

[ 2017年5月24日 05:30 ]

大阪城をバックに東京初進出への意気込みを表現するPatchのメンバー(左から)尾形大悟、星璃、中山義紘、田中亨、竹下健人、松井勇歩、井上拓哉、納谷健、吉本考志、三好大貴、近藤頌利
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 関西発のイケメン劇団「Patch」が東京進出する。9月29日から10月8日までの大阪・インディペンデントシアターに続き10月21、22日に新宿シアターモリエールで公演。「ごちそうさん」「あさが来た」「べっぴんさん」のNHK朝ドラ3作品に出演した中山義紘(27)、入団2年足らずでツイッターのフォロワー3万人を誇る納谷健(21)が意気込んでいる。

 こみ上げる喜びがにじみ出るようだ。2012年4月結成の劇団1期生中山は5年の節目を超え、新たなステージへ踏み出す心境を語った。

 「ついに来たかという感じです。個人では東京へ行くこともあったが劇団では初めて。男だけのパワー、熱さ、汗臭さ、泥くささ。関西弁も東京の方には新鮮でしょう」

 結成当初から打ち出す関西拠点。期待と不安を認めつつ、劇団名の由来「必死のパッチ」イズムで乗り切る構えだ。演目は忍者が巻物を届けに行く物語で、Patchが東京進出するメッセージを重ねた。笑って泣いての疾走感ある舞台という。

 目標とするのが「TEAM NACS」だった。大泉洋(44)安田顕(43)戸次重幸(43)らを擁する演劇ユニット。北海学園大の同窓生5人で結成した。「それぞれが切磋琢磨(せっさたくま)されて相乗効果を生んでいる。お手本です」。東京での活動と並行して北海道でも番組を続け、地元愛を打ち出す姿に憧れる。

 もう一つ、大仕事が舞い込んだ。大竹しのぶ(59)主演ミュージカル「にんじん」(9月1〜10日、大阪松竹座)。大竹が22歳で演じ、今回再挑戦する話題作に元AKB48の秋元才加(28)の婚約者役に抜てきされた。「全部出し切ります」。中山優馬(23)、真琴つばさ(52)ら豪華共演陣にもPatch魂で食らいつく。

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