岡田准一は「まさに侍」、映画「散り椿」で初共演の西島秀俊が絶賛

[ 2017年5月24日 05:30 ]

映画「散り椿」に出演する西島秀俊
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 V6の岡田准一(36)と俳優の西島秀俊(46)が映画で初共演する。作家葉室麟氏の時代小説を映像化する「散り椿」(来年公開)で、岡田が主演。日本を代表するカメラマンとして活躍し、監督としても09年の「劒岳 点の記」で日本アカデミー賞最優秀監督賞を受賞した木村大作氏がメガホンを取る。

 同作は江戸時代が舞台。岡田が演じるのは、かつて道場で「四天王」と評された武士役。上司の不正を告発したことがもとで藩を追われたが、亡き妻(麻生久美子)の願いを胸に帰郷。藩の不正や権力と向き合いながらも自らの生き方を貫く。岡田は約3カ月間、殺陣の稽古を行い役作りした。一方、西島が演じるのは、主人公のかつての道場仲間で恋敵でもあった役。主人公とは藩内抗争の中、対峙(たいじ)していくことになる。

 今月15日にクランクイン。ともに長年にわたり第一線で活躍しながら、バラエティー番組を含めても初の顔合わせ。満を持しての共演に、岡田が「真っすぐで素敵な方。そんな西島さんに対峙して、どう崩していけるかが自分の中でのポイント」と分析。西島は「殺陣の稽古でお会いした時の岡田さんは、まさに侍のようなたたずまいで凄みがあり、とても心強い」としている。

 木村氏の監督作品は3作目で、時代劇は初めて。「雨あがる」などで監督を務めた小泉堯史氏が脚本を手掛ける。

 撮影は長野、富山、彦根でのオールロケを予定。公開中の主演作「追憶」で撮影を務めた木村氏とのタッグに、岡田は「すべてを受け止めてくれる方なので今回も全力で臨めたら」と張り切っている。

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