米倉涼子 5年ぶりブロードウェーに意欲新た「年をとった経験生かせるように」

[ 2017年5月18日 18:09 ]

公開稽古で熱演する米倉涼子。左は大澄賢也
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 女優の米倉涼子(41)が18日、5年ぶりに出演する米ブロードウェーミュージカル「CHICAGO」の稽古を都内のスタジオで公開した。

 米倉は2008年に日本版で主人公の1人、ロキシー・ハートを演じ、12年に同じ役でニューヨークのブロードウェーに初進出。今年は同ミュージカルの初演から20周年の節目に当たり、7月3〜13日にニューヨークのアンバサダー劇場で11公演、8月2〜13日には日本ツアーとして東京・渋谷のシアターオーブで16公演に出演する。

 この日は「ロキシー」、「ミー・アンド・マイ・ベイビー」、「ナウアデイズ〜ホット・ハニー・ラグ」の3曲で歌と踊りを披露。「疲れた〜。ひざが笑っている」と息を切らしながらも、「この5年で持ち合わせていた筋肉が失ってしまったけれど、体力づくりでお尻も大きくなった。生きているって感覚を取り戻せて、貴重な時間を過ごせている」と充実した表情を見せた。

 3月には現地スタッフが来日して稽古をつけてもらったそうで、「全身全霊を込めて教えてくださった。いかにして私らしいロキシーを演じられるかにフォーカスして、私が15年やっていたバレエを生かした踊りを見いだしてくれた」と笑顔。そして、「私にとって特別な舞台なので、お返しできなければいけない。年をとった分、経験が芝居やパフォーマンスに生かせるように、思いのすべてをお届けするつもりです」と並々ならぬ意欲をのぞかせていた。

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2017年5月18日のニュース