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文春は否定も…新潮社の中瀬ゆかり氏「やっちゃいかんという一線越えた」

 新潮社の出版部部長で名物編集者の中瀬ゆかり氏(51)が木曜レギュラーを務めるTOKYO MX「5時に夢中」(月〜金曜後5・00)で、「週刊文春」(文芸春秋)が発売前の「週刊新潮」(新潮社)の中づり広告を入手し、スクープ記事を後追いしていたとされる問題についてコメント。文春側に対して「これはやっちゃいかんだろっていう一線を越えたんじゃないですかっていう話」と憤った。

 週刊新潮は25日号で、同誌のスクープ記事を週刊文春に後追いされていたとする特集記事を掲載。出版取次業大手「トーハン」(東京)が、発売前の「週刊新潮」(新潮社)の特集や見出しが明記された中づり広告を、ライバル誌「週刊文春」を発行する文芸春秋に渡していたと報道。文芸春秋の社員が中づり広告をコピーしているとされる写真を掲載し、「スクープつぶし」されたなどと批判した。

 中瀬氏はあらためて経緯を説明した。2014年から情報漏えいが疑われるようになったため調査を開始。証拠集めを進め、今回文芸春秋の社員が中づり広告をコピーしている様子をキャッチしたという。

 中瀬氏は写真を「動かぬ証拠」と発言。文春側は不正や盗用を完全否定しているが「では、中づりをコピーしているこのシーンはどう説明するのか。納得できる説明がないのが現状」と語った。

 また、世間では「新潮VS文春」の構図になっていることを指摘し、この現状について「週刊誌全体の信用にかかわるというか、汚いことをやりあってるイメージが世間について、業界としての信用にもかかわってしまう」と憂慮。情報合戦はつきものだとしながらも「これはやっちゃいかんだろっていう一線を越えたんじゃないですかっていう話。2社、2誌だけの話ではない。残念すぎるって感じです」と訴えた。

 この問題に対し、週刊文春の新谷学編集長は18日、公式サイトで見解を発表。「一切ありません」「断じてありません」と“盗用”を否定している。

[ 2017年5月18日 17:39 ]

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