武田鉄矢版「水戸黄門」助さん格さんに若手抜擢 助さん財木琢磨&格さん荒井敦史

[ 2017年5月18日 14:50 ]

BS―TBS時代劇「水戸黄門」で助さんを演じる財木琢磨(左)と格さんを演じる荒井敦史
Photo By 提供写真

 武田鉄矢(67)主演で6年ぶりに復活するテレビ時代劇の金字塔、BS―TBS「水戸黄門」(10月スタート、水曜後7・00)の助さん・格さんの配役が決定し、熱血漢で女好きの助さん役は財木琢磨(24)、真面目でしっかりものの格さん役は荒井敦史(23)と若手俳優が起用されたことが18日、分かった。公式サイトで発表された。40歳以上の年齢差があり、武田との掛け合いが注目される。

 初登場時に20代だったのは杉良太郎(24歳、助さん)、横内正(28歳、格さん)、山田純大(28歳、格さん)。初登場時、里見浩太朗(助さん)は35歳、あおい輝彦(助さん)は40歳、伊吹吾郎(格さん)は37歳だった。

 財木は2012年、第25回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストに出場。フォトジェニック賞に輝いた。ミュージカル「テニスの王子様」などに出演している。

 ▼助さん役・財木 助さん役が決まった時は、ただ信じられませんでした。子供の頃、おじいちゃんと一緒に観ていたドラマでしたから…僕が芸能界にはいる時、おじいちゃんはきっと「水戸黄門に出てくれ」って思ってくれていたはずです!こうして出演させてもらえて少しはおじいちゃん孝行できたかな(笑)。ご老公役の武田鉄矢さんは、地元福岡の大先輩で大スター。共演できることをうれしく凄く光栄に思っています。格さん役の荒井君は、僕より大きくて、しっかり者。しかも、1つ歳下なのに、特技が殺陣だと聞いて焦りました。お互い助け合える関係になれれば良いなと思っています。刀を持った戦いを得意とする助さんですので、これから殺陣の稽古も頑張ってカッコ良く、そして皆様に愛される佐々木助三郎を演じられたらと思います!!

 荒井は08年、第21回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストに出場。ビデオジェニック賞に輝いた。11年、映画「メサイア」に主演。俳優集団「D―BOYS」のメンバー。

 ▼格さん役・荒井 この度、「水戸黄門」で渥美格之進を演じさせていただくことになりました、荒井敦史です。歴史あるこの作品に、キャストの一員として出演させていただくことを大変光栄に思います!幼い頃、祖父母と一緒にテレビで見ていて、印籠を出す真似をしていました。まさか、自分が格さんを演じる日が来るとは思いませんでした…こんなにも長い間、年齢関係なく楽しめる作品というのは他にないと思っています。出演が決まり、うれしさとともに不安もありますが、渥美格之進という大役に良い意味でのプレッシャーを感じつつ、武田さんをはじめキャストやスタッフの皆さんから作品を通して色々勉強をさせていただき、人としても役者としても成長できればと思っています。そして、助さん役の財木君とともに、僕らなりの助格をつくりあげ、新しい水戸黄門を愛していただけるよう、精いっぱい撮影に臨みます!放送を楽しみにしていてください。

 「水戸黄門」は11年に42年の歴史に幕を下ろしたが、6年ぶりに復活。今作は黄門様一行が青森・八戸を目指す。舞台の中心は、東日本大震災で甚大な被害を受けた東北の太平洋沿岸部。武田黄門は「震災で被害を被った伝統芸能や工芸品、そして郷土料理などを積極的に取り上げることで、微力ながらも復興のお手伝いになればと思っております。ご覧になった方が“明日も頑張ろう!”と感じられるような番組を目指して、一生懸命演じます」と意気込んでいる。

続きを表示

2017年5月18日のニュース