14歳藤井四段が18連勝!羽生3冠らと並び歴代7位

[ 2017年5月18日 12:37 ]

 将棋の最年少プロ棋士、藤井聡太四段(14)が18日、大阪市福島区の関西将棋会館で指された第7期加古川青流戦の開幕戦で竹内雄悟四段(29)に勝ち、自身の持つプロ公式戦デビュー後の連勝記録を18に更新した。歴代の連勝記録としては、羽生善治3冠(46)らと並ぶ7位タイに浮上、デビューから負けなしのままトップ10入りを果たした。

 中盤まで先手の竹内四段がやや優勢な局面が続いたが、持ち前の終盤力で形勢をひっくり返すと、最後は内四段の粘りを振り切った。

 昨年12月のプロデビュー戦で現役最高齢の加藤一二三・九段(77)を破ってから続けている快進撃。12日に行われた王将戦1次予選では西川和宏六段(31)下し、連勝記録を17に更新していた。連勝記録の歴代1位は神谷広志八段(56)が1987年、五段時代に達成した28連勝。18連勝は羽生3冠(最長記録は22連勝)、丸山忠久九段(46)らと並ぶ7位タイ。次戦19戦目も勝利すれば単独7位となる。

 加古川青流戦は、久保利明王将や稲葉陽八段らを輩出した加古川市が創設した公式戦。歴代優勝者には永瀬拓矢六段や、佐々木勇気五段らがいる。日本将棋連盟所属の棋士四段位・奨励会三段位上位者、女流棋士2名、 アマチュア3名によるトーナメント戦で持ち時間は各1時間。決勝のみ三番勝負で行われる。

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2017年5月18日のニュース