さんま NHK大河出演シーン全カットの過去 「すっごい面白い出来」も…

[ 2017年5月14日 20:10 ]

明石家さんま
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 お笑いタレントの明石家さんま(61)が13日放送のMBSラジオ「ヤングタウン土曜日」に出演。自身が出演したNHK大河ドラマのシーンが全てカットとなった過去を語った。

 さんまは主演の18代目中村勘三郎さんに頼まれ「元禄繚乱」(99年放送)に京都の旅館の主人役で出演。勘三郎さんが演じる大石内蔵助と夫婦について会話する場面において、アドリブで「離婚して独り身なんですけど、前の嫁はひどかったわ〜」と話しかけた。その後、画面が切り替わり勘三郎さんの妻役の大竹しのぶ(59)が洗濯物を干す姿が映る予定だったという。

 「すっごい面白い出来になった」とさんまもご満悦だったようだが、後日ディレクターから長文の手紙が届き「どうしても『前の奥さん』という表現で大竹しのぶさんと明石家さんまさんがイコールとなってしまい、時代劇のドラマとしては不適切」との理由でシーンは全てカット。さんまの渾身の“コント”はお蔵入りとなってしまった。

 これを知った勘三郎さんは「さんまちゃんにわざわざ来てもらったのに…なんだこれは!」と激高し、スタッフと揉め事に発展。夜中2時に大竹から「勘三郎さんが怒って喧嘩しそうなの。止めにきてくんない」とさんまに電話があったようだ。これをさんまは自ら「なんで俺が止めにいかなあかんねん」と笑いながらツッコミ、懐かしんでいた。

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2017年5月14日のニュース