とにかく生きることが大事…北斗晶を支えた夫・健介の言葉

[ 2017年5月13日 12:24 ]

北斗晶
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 タレントの北斗晶(49)が13日放送のTBS系「サワコの朝」(土曜前7・30)に出演。乳がんの闘病中に励みになったことを明かした。

 北斗は2015年7月に乳がんが発覚、手術を経て、昨年11月末に仕事復帰した。司会の司会の阿川佐和子(63)から「お帰りなさいませ」と迎え入れられると、「ありがとうございます」と笑顔。「体調はすこぶる良くて、おかげ様で着々と太ってます。闘病中も結構食べたんです。食べられたのが良かったんだと思います」と続け、順調な回復ぶりを明かした。

 復帰から半年が経過したが「あっという間ですね」としみじみ。「テレビとかに出させてもらう仕事をしていて、私が同じ病気の人にできることって何だろうって考えたら、ただ一つ、元気な姿を見せるだけ。反対に、私が治療中に、同じ病気の方の患者会で、もう明るく、“(乳房を)再建したらこんなきれいなオッパイができたんだよ”って見せてくれた方がたくさんいたんです。“あなたも作っちゃえばいいんだよ”と言ってくださったり、それが一番励みになったんです。だから、私は元気な姿を見せることしかできないかなと思っています」と同じ病気の先輩たちからの言葉が何よりも励みになったと明かした。

 「さすがに(乳房)全摘って言われた時は意味がよくわからなかった。胸をごっそりとるんですか?と。さすがにその時は泣きましたね」と告知された時を振り返った北斗。「泣きましたけど、そこで健介が一言、『取ってください』と。とにかく生きることが先決ですからね」と夫・佐々木健介(50)の支えに目を潤ませた。

 闘病中は脇に転移し、リンパを切除したことで、「重いものが持てなくなった」という北斗を佐々木と2人の息子たちは彼らなりにサポートしてくれたという。「抗がん剤とかでつらい時も学校帰ってきた時に“腹減った、きょう何?”とか言うんですよ。健介も手伝うねと言っても、イライラするんです。それが今から思えば良かったのかなと。ストレスですけど、いつもと変わらず、ギャーギャー騒いで、もっと労われよ!って思うんですけど、それが良かった」と文句を言いながらも愛情あふれる家族のサポートに感謝。「笑いにかなうものはないなって」と笑顔を浮かべた。

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2017年5月13日のニュース