朝ドラ女優、結婚直前に脳出血で半身麻痺 結婚破棄申し出も最高のプロポーズ受け…

[ 2017年5月8日 20:23 ]

女優の河合美智子
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 昨年8月に脳出血を発症し、リハビリを経て復帰した女優の河合美智子(48)が8日放送のTBS系「結婚したら人生劇変!○○の妻たち」(月曜後7・00)に出演。過酷な闘病生活について告白し、今年3月に結婚した夫で俳優の峯村純一(49)の献身的な支えに感謝した。

 NHKの連続テレビ小説「ふたりっ子」(96年)で通天閣の歌姫といわれる演歌歌手・オーロラ輝子を演じるなど、第一線で活躍してきた河合。峯村との出会いは舞台共演がきっかけで、峯村の独創的な演技に惚れたという。13年8月に交際スタート。ほどなくして同棲を開始し、結婚を前提に愛をはぐくんでいたが、結婚の7ケ月前に悲劇が河合を襲った。16年8月、映画の稽古中に突然倒れ、救急搬送先での診断は脳出血。入院翌日に会話ができるほどに回復したが、右半身に麻痺(まひ)が残ってしまう。

 1人では寝返りを打つことも着替えることもできず、文字も書けない。普通にできていたことが峯村の力を借りないと何もできないもどかしさを感じるようになる。そうした現実に直面した河合は峯村に「結婚は、なかったことにしよう」と口にしてしまう。「どうしたん、急に」と峯村が言うと「どのくらいで治るか分からない。このまま一緒になっても大変なだけだよ」と説明。峯村が「何言うてんねん」と反応するも「ごめん、そういうことだから…」と河合は譲らなかった。

 だが、峯村は変わらず河合を励まし続け、ある日婚姻届を病室へ持ってくる。「俺、書くのめんどくさいねん。せやから、みっちゃんが書いてや。これが書けるようになるまで、頑張りや!」。リハビリという苦難を一緒に乗り越えようという峯村のプロポーズだった。

 3月29日に2人は結婚。麻痺が残る河合の右半身を峯岸がほぐし、着替えも手助けをして1日が始まる。それでも脳出血を起こし直後は字を書くこともままならなかった河合だが、今ではテーブルが拭(ふ)けるまでに回復してきた。

 河合は「病気になった後は仕事があっても毎日来てくれて。実は感謝しているんですよ。知らないと思うけど」と峯村に感謝。今後の大きな目標には「女優復帰」を挙げ「共演できたらいいな」と思いを口にした。

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2017年5月8日のニュース