釈由美子「貴族探偵」で妖艶女将役 相葉に「貴族のオーラ感じた」

[ 2017年5月8日 18:00 ]

月9「貴族探偵」第4話にゲスト出演し、温泉旅館の女将を妖艶に演じる釈由美子
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女優の釈由美子(38)がフジテレビ「貴族探偵」(月曜後9・00)の第4話(8日放送)にゲスト出演する。

 1987年4月からドラマ枠になった同局の看板枠「月9」の30周年を飾る作品。原作は、2011年に「隻眼の少女」で日本推理作家協会賞に輝くなど、推理小説の常識を覆す作品を世に送り続けている俊才・麻耶雄嵩(まや・ゆたか)氏の「貴族探偵」「貴族探偵対女探偵」。召使いに推理を任せ、自分は事件関係者の女性と会話を楽しみ、遊びに興じるという異色の探偵(相葉雅紀)を描く。

 釈が演じるのは、心霊スポットのような様相の老舗温泉旅館「浜梨館」の女将・浜梨久仁子。「ラッキーセブン」(12年1月クール)以来5年ぶりの「月9」でミステリアスな存在感を示す。

 「お話をいただいた時、ちょうど1話のオンエアを拝見して、とてもインパクトが強いドラマだなと感じ、そんな世界に自分が参加できるということが、すごくワクワクしました。今回、私が演じさせていただくのは、かなり謎めいた女将で、演じる際には監督からも緩んだ表情や笑顔を見せないように言われています。周りの皆さんが演じるキャラクターがそれぞれ、ぶっ飛んでいるので、それに引きずられず、女将のおどろおどろしさが伝わるように演じたいと思います」と意気込み。

 相葉とはドラマ初共演になり「相葉さんが貴族の衣装を着られて、貴族の世界に入られ、貴族を演じられている姿を見た時は、率直に『あ、貴族様だ』と思いました。貴族のオーラを感じましたね」と語った。

 同局の羽鳥健一プロデューサーは「第4話を担当する監督から、女将の役はぜひ釈さんに演じてほしいという強い希望がありました。僕はもう少し上の年齢の方をイメージしていたのですが、釈さんでイメージしてみると女将の役がオカルティックな要素だけでなく、妖艶さも併せ持ったキャラクターとなり、貴族も放っておかないかもしれない、とイメージが膨らみ、脚本を直すまでに至りました。実際に、釈さん演じる女将によって、温泉宿や祈祷の儀式などに神秘的なリアリティーを創出することができました」と起用理由を説明し、釈を絶賛している。

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2017年5月8日のニュース