黒木華 料理猛特訓でカツオさばく「うまく見えるよう編集して」

[ 2017年5月8日 13:20 ]

NHKドラマ「みをつくし料理帖」の会見を行った黒木華
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 女優の黒木華(27)が主演するNHKの土曜時代ドラマ「みをつくし料理帖」(13日スタート、毎週土曜後6・05)の第1話完成試写と会見が8日、東京・渋谷区の同局で行われた。

 大坂生まれの天涯孤独の少女が、料理人として江戸で成長していく人情ドラマで、黒木は昨年11月から料理の猛特訓。第1話ではカツオをさばくシーンを披露したが、「座って調理をするのは初めてで、カツオも重くて頭を落とす骨が硬くて大変でした。何とかうまく見えるように編集してくださいと思いながらやっていました」と照れながら明かした。

 それでも、毎回登場する料理は現場で食べられるそうで、共演の小日向文世(63)と「今日は何かな?と話しています」と楽しんでいる様子。「周りの人に助けられながら、見てくださる方がおいしそうと楽しんでくれれば」と期待を込めた。

 黒木を雇う料理店主役の小日向は、「日本髪が似合って、しがみつきたくなるくらいかわいくて愛らしい。幸せな気持ちです」とデレデレ。自身はほとんど頭髪のない役どころで、「毛は少ないけれど、まさかここまでになるとは。毎日2時間の特殊メイクをしているけれど、その中でどういう人なのかを思いめぐらせています」と自ちょう気味に話し、笑わせた。

 また、黒木の料理を評価する武士役の森山未來(32)は時代劇に初挑戦で、「所作などを毎日現場で指導され、勉強させてもらっています。まあ、奥が深い」と神妙な面持ち。黒木を見守る女将役の安田は、関西弁に悪戦苦闘しているそうで「華ちゃんに頑張ろうねと言ったら、“私、関西なんです”と言われ孤独な中で方言地獄に入っています」と苦笑していた。

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