海原やすよ・ともこ」が5年ぶりに大賞を受賞 第52回上方漫才大賞

[ 2017年5月6日 20:40 ]

上方漫才大賞の大賞に選ばれた「海原やすよ・ともこ」の(左から)海原やすよ、海原ともこ
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 関西漫才界で最も古い歴史を持つ第52回上方漫才大賞の発表会が6日、大阪市内であり、姉妹漫才コンビ「海原やすよ・ともこ」が5年ぶりに大賞を受賞した。女性コンビの複数回受賞は史上初。

 祖母は女流漫才「海原お浜・小浜」の故小浜さん、父親も「海原かける・めぐる」で池乃めだか(71)とコンビを組んでいた元漫才師の海原かけるさんという、3代に渡る漫才ファミリー。

 海原お浜・小浜も1967年の第2回で大賞を受賞しており、姉のともこ(45)は「天国のおばあちゃんも喜んでくれると思う」と貫禄のさらに増した身体を揺すりながら笑顔。一方、昨年末の脳動脈瘤手術で約1カ月休業した妹のやすよ(41)も現在の体調は万全と説明し、「太った方が漫才がよくなるって言われる」と怪気炎。ただ、賞金200万円の使い道は、姉妹揃って身体のサイズに合わなくなった衣装代にすると宣言していた。

 奨励賞は「スーパーマラドーナ」が受賞。武智(38)は妻に内緒で借金数十万円があったと告白し、賞金150万円を返済に使いたいと説明。貸していた相方の田中一彦(39)の「ちょっとずつでいいんで」という助け船に、少しホッとした様子だった。新人賞(賞金100万円)は「トット」が受賞。

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