平野綾 カラオケ王出演でトレンド1位に歓喜「何年ぶりだろう」

[ 2017年5月6日 11:41 ]

ミュージカル女優として活躍する平野綾
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 声優で女優、歌手として活動する平野綾(29)が6日、自身のブログを更新。プロの挑戦者として出場した5日放送のテレビ朝日「関ジャニ∞のTheモーツァルト 音楽王NO.1決定戦」(後7・00)の「カラオケ王No.1決定戦」について思いをつづった。

 1回戦で「残酷な天使のテーゼ」を歌い、「98・997」と高得点を出すも、予選から勝ち上がり、99点台を出したアマチュアの中学2年生の男子に惜しくも敗れた。それでも、ミュージカル女優として活躍の場を広げている実力を遺憾なく発揮し、一時、ツイッターのトレンド1位になるほど、その歌声が注目を集めた。

 平野は「OAを見てくださった皆様。ありがとうございました!そして、すみません!負けてしまいました!!皆様からたくさん応援のメッセージをいただいていたのに……申し訳ありません!!とまずは敗れたことを謝罪。

 「正直、OAまで本当に気が気じゃなくて、勝手に色々とプレッシャーを感じ、心配性な自分の弱さとの戦いでした。今は無事に放送され、練習期間から収録、そして放送までの期間で張りつめていたものが一気に解き放たれた気分です」と安どの気持ちをつづった。

 課題曲は全部4曲だったといい、「なかでも初戦の”残酷な天使のテーゼ”は本当に難しく、少しでも気を抜くと長年この曲が好きで歌い癖のついた綾節が出てしまうのをグッとこらえ、カラオケに適した声質、抑揚、表現に、加点を意識した歌い方を身につけました。でもまだ足りなかった!大阪公演中毎日カラオケに行って練習したのですが……。」と練習を重ねた日々を振り返った。

 「テーゼは練習で100点を取ったことがなかったので、その不安が的中。そして一番恐れていた……緊張が!」と本番で力を出し切れなかったことを後悔。「歌う環境が特殊とはいえ、あれだけたくさん練習してもまだ足りない!もっと自分をコントロールできないといけませんね」と気を引き締めた。

 「途中から歌うことを純粋に楽しめるようになったので、そこが一番今までと違う部分でした。それはNYのボイトレで学んだことだったりします」とし、「自分の歌をコントロールし、自分から生まれた唯一無二のサウンドを愛し、楽しむ。簡単そうでいてとても難しいんです。負けてもすんなり受け入れられたのはこの考えが自分のなかにしっかり育ったからだと思いますし、たくさんのシンガーの素晴らしい歌を聴けてさらに満足!」とつづった平野。「カラオケに適した歌い方と自分の歌い方、表現との葛藤だと思います。それを制する新妻さんは本当に凄い。憧れの先輩が王座を守り抜く姿は本当にかっこ良かったですし、もっともっと上手くならなきゃ!と思いました」と4連覇したミュージカル界での先輩、新妻聖子(36)を称えた。

 さらに「王座には行けなかったけど、Yahoo!のトレンドで首位をいただきました(笑)。何年ぶりだろう!」と自身のトレンド1位に歓喜。「それだけたくさんの方に歌を聞いていただけたということですから、そういう機会をいただけたことに感謝です。今ミュージカルの世界で頑張ってるのも知ってもらえたし!声優も今まで以上に頑張ってるし!そしてミュージカルと声優のことに、少しでも興味を持っていただけたら幸いです」と締めくくった。

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2017年5月6日のニュース