寺島しのぶ感激!長男の眞秀くん完璧初お目見え 

[ 2017年5月3日 18:16 ]

祖父の尾上菊五郎(右)、叔父の尾上菊之助(右)とともに取材会に臨んだ寺嶋眞秀(まほろ)君
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 女優・寺島しのぶ(44)の長男・寺嶋眞秀(まほろ)くん(4)が3日、東京・歌舞伎座の「團菊祭五月大歌舞伎」初日で初お目見えを果たした。昼の部の「魚屋宗五郎」で酒屋の丁稚、与吉を演じた。

 歌舞伎の歴史でも極めて異例な日仏ハーフの役者。ファンの期待も大きく、お酒の入った角だるを持って花道を歩き始めると、大きな拍手が会場を包んだ。「ごめんくださいまし。お客さまから、お使いものでございます」と口調もしっかり。誰から?と聞かれて「美しいお女中さんからでございます」とセリフのやり取りもほぼ完璧にこなした。

 寺島と、夫でフランス人アートディレクターのローラン・グラシア氏(49)は着物姿で息子の晴れ舞台を観劇。終演後、取材に応じた寺島は「感極まるとは思っていましたが、お客様の拍手を聞いて涙が出てきました」と感激した。

 眞秀くんは舞台上で必死に笑いをかみ殺す一幕も。寺島は「後で聞いたら、大親友の子とおばあちゃん(富司純子)の顔が見えて思わず笑いそうになったんですって。私にはそんな余裕ない」とあきれた表情だった。

 富司純子(71)も「大きな声が出ていたから、ほっとしました」と満面の笑み。ただ本人は「明日はもっと大きな声を出す」と母に宣言して、周囲を驚かせていた。

 また、この日は音羽屋の坂東一家が親子三代で襲名披露。坂東彦三郎(74)が初代坂東楽善、彦三郎の長男・板東亀三郎(40)が九代目坂東彦三郎、彦三郎の次男・坂東亀寿(38)が三代目坂東亀蔵を襲名した。また亀三郎の孫・坂東侑汰くん(4)が六代目板東亀三郎を襲名し、この日が初舞台となった。

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2017年5月3日のニュース