美弥るりか 入団15年目での単独初主演公演開幕「すべての皆様に感謝」

[ 2017年4月29日 19:24 ]

単独初主演作「瑠璃色の刻」で演じる美弥るりか
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 宝塚歌劇団・月組男役スターの美弥(みや)るりかの単独初主演作「瑠璃色の刻」が29日、大阪・梅田のシアター・ドラマシティで開幕した。

 18世紀、混乱のフランスを舞台に、不老不死の超人として歴史に名を残すサン・ジェルマン伯爵になりすました青年を描く物語。美弥はロココ調の舞台衣装にロングヘアも決まり超満員のファンを魅了した。

 カーテンコールでは「初の単独主演、ステキな空間の中でこうやって最後にあいさつできる喜びを実感しております。ここまで導いてくださったすべての皆様に感謝申し上げます」とあいさつ。入団15年目での初主演に感無量の表情だった。

 美弥は旅役者の青年シモンと、伯爵になりすました時の“2役”に「私もタカラジェンヌとして生きる自分と本名に戻った時の自分があって、この役の気持ちが分かるような気がする」と話していた。公演は5月7日まで。東京公演は赤坂ACTシアターで5月13日〜21日。

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2017年4月29日のニュース