林家正蔵 山田洋次監督より怖いのは蒼井優“先生”「悪魔に近い」

[ 2017年4月26日 20:00 ]

「家族はつらいよ2」の完成披露試写会で舞台挨拶を行った山田洋次監督、橋爪功、吉行和子、林家正蔵、妻夫木聡、蒼井優
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 山田洋次監督(85)の最新作「家族はつらいよ2」(5月27日公開)の完成披露試写会が26日、都内で行われ、橋爪功(75)、吉行和子(81)、林家正蔵(54)、妻夫木聡(36)、蒼井優(31)ら主要キャストが顔をそろえた。

 シリーズとしては2作目だが、「東京家族」も含めれば家族として3度目の共演だけに気心は知れた間柄。山田監督から「上達した」と演技を褒められた正蔵だが、「監督より怖いのは蒼井先生。NGを笑うし、打ち上げの会場を私の家に勝手に決めてしまうし、悪魔に近い」と嘆き節で訴えた。

 だが蒼井は笑顔で、「名前に優しいが入っている蒼井優です」とあいさつ。その打ち上げは妻夫木の結婚祝いも兼ねていたそうで、「あれは橋爪さんが、“正蔵の家でいいんじゃないか。おまえ。電話しておけ”と言われたので、留守電に入れただけです。黒幕は橋爪さんです」と真相を打ち明けた。

 橋爪は「コラッ、言っていないよ」と抗弁。夫役の妻夫木も「ウチの嫁がすいません」と代わりに謝るなど、終始和やかな雰囲気に包まれた。そのやり取りを楽しそうに聞いていた山田監督は、「このメンバーと一緒にやってよく知っていくと、またセリフが浮かんでくる。脚本のイメージも描きやすいし、だんだん楽しく中身もよくなっていくんだよね」と、パート3への意欲をにおわせていた。

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2017年4月26日のニュース