嵐・相葉ゆかりの孔雀 月9「貴族探偵」紋章が話題 隠された“謎”とは…

[ 2017年4月24日 12:00 ]

月9「貴族探偵」の紋章には“秘密”が隠されている(C)フジテレビ
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 嵐の相葉雅紀(34)が主演を務めるフジテレビ「貴族探偵」(月曜後9・00)は24日、15分拡大で第2話を迎える。第1話(17日放送)の至るところに、貴族探偵の紋章が登場。相葉が幼少期に飼っていた孔雀があしらわれており、SNS上で話題を呼んでいる。

 1987年4月からドラマ枠になった同局の看板枠「月9」の30周年を飾る話題作。原作は、2011年に「隻眼の少女」で日本推理作家協会賞に輝くなど、推理小説の常識を覆す作品を世に送り続けている俊才・麻耶雄嵩(まや・ゆたか)氏の「貴族探偵」「貴族探偵対女探偵」。召使いに推理を任せ、自分は事件関係者の女性と会話を楽しみ、遊びに興じるという異色の探偵(相葉)を描く。

 貴族探偵の執事・山本に松重豊(54)、メイド・田中に中山美穂(47)、運転手・佐藤に滝藤賢一(40)。貴族探偵と同じ事件に出くわし、推理対決を繰り広げる探偵・高徳愛香に武井咲(23)。愛香の師匠・喜多見切子に井川遥(40)。ドラマオリジナルの刑事・鼻形雷雨に生瀬勝久(56)と豪華キャストが勢揃いした。「ストロベリーナイト」「僕のヤバイ妻」などで知られる脚本の黒岩勉氏(43)や数々の「月9」作品で知られるメイン演出の中江功監督(53)ら、相葉が15年4月クールに「月9」初主演した「ようこそ、わが家へ」のスタッフが再集結した。

 紋章に2羽あしらわれた孔雀は、害虫を食べることから古代から益鳥として尊ばれ、高貴なイメージがある。相葉が幼少期に飼っていたこともあり、選ばれた。紋章中央下のフランス語「ノブレス・オブリージュ」は「高貴さは義務を伴う」「貴族は分け与える」を意味する。第1話は劇中のティーカップや葉巻にあしらわれ、タイトルバックにも登場した。

 紋章を考案したのは中江監督。「連続ドラマを楽しめる要素として『これが貴族探偵だ』という象徴的なキーアイテムが欲しいと思いました」と制作意図を説明。「紋章を作るなら、遊びの要素を取り入れようと。“隠しアイテム”を仕掛けました」と明かした。

 紋章に隠された“謎”を知るのは中江監督とデザイナーの2人だけ。ストーリーには関係なく、なぞなぞ的なものもあるといい「『そんなことか』と思う些細なことかもしれませんが、紋章を研究していただけるとうれしいです」と呼び掛けている。

 インターネット上には「私なりに紋章の文字を推理してみたのですが、キャストのお名前が隠れているように見えました」と早くも“謎解き”を試みる猛者も出現。紋章の“秘密”は解き明かされるのか、注目される。

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2017年4月24日のニュース