佐藤隆太&塚本高史 渋谷交差点で“若気の至り”「渡り切れなかった」

[ 2017年4月23日 09:15 ]

塚本高史(左)と佐藤隆太
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 俳優の佐藤隆太(37)と塚本高史(34)が23日放送のフジテレビ「ボクらの時代」(日曜前7・00)にスカパンクバンド「Kemuri」のボーカル、伊藤ふみお(50)と出演した。

 佐藤と塚本は宮藤官九郎(46)の脚本、V6の岡田准一(36)主演で2度映画化するなど、大ヒットしたTBSドラマ「木更津キャッツアイ」(02年)で初共演。それ以来、多くの作品で共演しており、2人の仲について塚本は「一時期、一緒に住んでましたからね」とニヤリ。まだ実家暮らしだった塚本が、朝早い撮影だと間に合わないことから、佐藤の自宅で泊まって撮影現場に向かっていた時期があったとし、「それが続いちゃったので、一緒に住んでいるみたいだった」と“ただならぬ仲”を告白した。

 「木更津キャッツアイ」の頃は佐藤はアフロヘア、塚本が金髪という風貌だったこともあり、「目立ったね」と笑った塚本。放送当時の2人は19歳、20歳で「(共演者の中でも)特にこの2人はチヤホヤされたかった」といい、渋谷のスクランブル交差点で2人で反対側に立ち、「わざと、青になった瞬間に『あれ?隆ちゃん!』って。そしたら、みんなが気づいて、渡れないようにする。俺らの人気はどれぐらいのものなのかと(確かめたかった)」。佐藤も「そんなことばっかりやっていたわけじゃないですけど、どれだけ知られているのかと」と続け“若気の至り”に苦笑。塚本は「次が青になるまで、渡り切れなかった。ありがたいことに。勢いってありましたよ」と自慢げに振り返った。

 あれから15年が経過し、仕事への取り組み方も変化したという。塚本は「キャッツの頃は勢いだった。怖いものがなかった。がむしゃらだけじゃいけない、要求される度合いは変わってきた」と感慨深げ。佐藤は「今でもカメラの前に立つのは緊張する。やればやるほど怖さも出てくるし、責任感も出てくる。凄い好きで見てました!とか言われると逆にビビる。ちゃんとしなきゃって」と話した。俳優をやめようと思ったことは?との質問に、塚本は「ないね」とキッパリ。佐藤も「向いているなとも思わないですけど、やめたいと思ったことはない」とした。

 プライベートでは、塚本が10歳と8歳の2児のパパ、佐藤が7歳、2歳、0歳の3児のパパ。家族ぐるみの付き合いをしているといい、塚本は「友達もテレビに出ている人だから、うちの息子、娘も大きくなったらテレビに出られるんでしょ?って思っている」と芸能人家族ならではの状況を告白。ただ、そんな子供たちが自分たちと同じ道を進むことには2人とも「否定はしないけど、勧めはしない」と声をそろえた。

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