海外でも評価高い中村作品 2年連続ミステリーベスト10選出

[ 2017年4月22日 06:30 ]

玉木宏 映画「悪と仮面のルール」

 中村文則氏(39)の作品は海外でも高く評価されている。12年に「掏摸<スリ>」でウォールストリート・ジャーナルのミステリーベスト10に選ばれ、翌年の「悪と仮面のルール」と合わせ2年連続選出。

 14年にはノワール(犯罪)小説への貢献を評価され、米国の「デイヴィット・グディス賞」を日本人で初めて受賞した。「悪と仮面のルール」は米国のホラー作家協会の文学賞「ブラム・ストーカー賞」にもノミネートされた。

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2017年4月22日のニュース