市原隼人、“捕食動画”で役作り 出演シーンは「カットが多い」と嘆きも

[ 2017年4月19日 19:57 ]

映画「無限の住人」ジャパンプレミアに出席した(左から)満島真之介、戸田恵梨香、福士蒼汰、杉咲花、市原隼人、三池崇史監督
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 俳優の木村拓哉(44)が主演を務める映画「無限の住人」(29日公開)ジャパンプレミアが19日、都内で行われ、杉咲花(19)、福士蒼汰(23)、市原隼人(30)、戸田恵梨香(28)、満島真之介(27)、三池崇史監督(56)が登壇した。

 1993年から2012年まで「月刊アフタヌーン」(講談社)で連載された沙村広明氏による同名漫画を実写化したもの。不死身の侍・万次(木村)が両親を殺された少女・凜(杉咲)のために剣客集団と熾烈(しれつ)な戦いを繰り広げる物語。

 万次を恨んでいる、残虐非道な男・尸良(しら)を演じた市原は、役柄について「ハイエナのような人間」と紹介。気持ちを作るために撮影前は「毎日毎日、ハイエナが生きたまま獲物を捕食する動画を観た。現場では全てをさらけ出したかったので叫んでボルテージをあげた」と明かした。

 しかし、自身の出演するシーンは「カットしている部分が多いですよ…」と嘆き、三池監督を苦笑させた。また、万次に襲いかかる刺客・乙橘槇絵(おとのたちばな まきえ)に扮した戸田は「飛び蹴りが快感でした」とにっこり。

 刺客集団の統主・天津影久(あのつ かげひさ)役で初の悪役を務めた福士は「監督から言われた『美しさと暴力的』を意識して演じた。万次と剣を交えるシーンは、それまでを意識していたことがブッ飛ぶくらいのことが起きました。木村さんが引っ張ってくれましたね」と振り返った。

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2017年4月19日のニュース