藤井隆「真田丸」最終撮影 堺雅人の心遣いに感謝 昨年「逃げ恥」と大活躍

[ 2017年4月16日 10:00 ]

藤井隆インタビュー(下)

18日に東京・新宿のルミネtheよしもとで開催されるイベント「ピュリファイ トーキョー」を企画した藤井隆
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 お笑い芸人の藤井隆(45)が企画するイベント「TAKASHI FUJII presents ピュリファイ トーキョー」が18日午後8時から東京・新宿のルミネtheよしもとで行われる。昨年はNHK大河ドラマ「真田丸」、TBS「逃げるは恥だが役に立つ」(10月クール)と俳優としても大活躍。今年、吉本入りして節目の25年を迎えた。

 昨年のヒット作「真田丸」と「逃げ恥」に両方出演。真田家に仕える忍び・佐助を好演した「真田丸」最終回。主人公・真田幸村(堺雅人)を介錯する“大役”を担った。「逃げ恥」最終回は妻でタレントの乙葉(35)と夫婦役でサプライズ共演。2作品とも大きな話題を呼んだ。

 大活躍について、あたらめて尋ねると「4月になっても、そうやって思い出していただけるドラマに出させていただいていたのは、本当にラッキーだと思います」と感謝。「真田家」(最終第四集)は3月15日に、「逃げ恥」は3月29日にDVDが発売され「どちらの作品も、スタッフの皆さんが誠実に取り組んでいらっしゃっていて。『真田丸』は1年間、スタッフの皆さんの熱量が高かったですし、『逃げ恥』はスタッフの皆さんが何とかみくりと平匡の2人を進展させたいと本当に思いながら物語を紡いでいて。いいスタッフの方々に育てていただくと、こちらもナイスガイになれるというか、DVDのパッケージを見て思い出しました。また好きな時に、いつか振り返ることができると思うと、本当にうれしいです」と心境を明かした。

 「真田丸」は昨年10月末、幸村最期のシーンでクランクアップ。「そこに自分が携わっているとは思っていなかったです。これで撮影が終わっちゃうという寂しさとラストカットの緊張感は、ただならぬものがありました。その雰囲気を、堺さんが一番リラックスさせてくださるというか。普段の撮影中もお話ししてくださるんですが、その日は特にいろいろ質問してくださったり、すごくお話しした覚えがあります。僕にというより、撮影現場全体に対してですが、堺さんの心遣いがすごく思い出に残っています」と振り返った。

 1992年に吉本入りして25年。吉本新喜劇や「フォー!!」「HOT!HOT!」のギャグから、数々のバラエティー番組、NHK紅白歌合戦にも出場した歌手活動、俳優業と第一線を走ってきた。

 今後の展望を聞くと「これからもマイペースにはなりますが、藤井にやらせてみようと思っていただけるような自分であって、できるならば、それに応えられる自分でいたい。70点で終わる時もあるので、できるだけ高得点が取れるような自分でいれたらいいなと思います。どこまで行っても、声を掛けていただく仕事なので」と謙虚。その中で「自分でやりたくて仕方がないことは、今回のイベントのように企画していると思います」。今後も各メディアで藤井ワールドが展開されるに違いない。

 【MC業も】今月3日にスタートしたNHKの新情報番組「ごごナマ」(月〜金曜後1・05)の金曜MCを担当。西川きよし(70)濱田マリ(48)とコンビを組み、大阪放送局から悩み相談やグルメ情報などを届ける。

 【ディズニー映画吹き替え】エマ・ワトソン(26)主演の実写版「美女と野獣」(監督ビル・コンドン、21日公開)の日本語吹き替え版声優を担当。ル・フウ役の声を演じる。

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